c r o s s + c o r e

kuro score >>> cross core !!!

wakasaushio01.jpg

沖縄初日の夜に伺ったお店。
作家の朝倉かすみさんが、すごく褒められてたので
昨年行こうと電話したら既に予約が埋まってて断念。
なので、今回はリベンジです。基本、地元の方向けの
日本料理の店ですが、予約の際に伝えれば、沖縄の
食材を使った沖縄懐石に変えてもらえます。
wakasaushio02.jpg

お店は、外観も店内も落ち着いた和風モダン。
L字型のカウンターには、ゆったり6席ほど。さらに
奥には隠れ家っぽい座敷席もあり。席に着いてまずは
ビール。オリオンとプレミアム・モルツの2種類あるが
ここはやはり、オリオンで。そして、最初の一品となる
先付はスルルの低温油煮。スルルはキビナゴのことで
一見、キビナゴのオイルサーディンという感じ。
身は柔らかく、シンプルであっさりした味。続いて
前菜は関アジのなめろう。これは沖縄じゃなく大分産。
ちびちび嘗めるように食べてると、お酒が欲しくなる。
メニューには日本酒も結構揃ってて、9種並んでたうち
愛宕の松、羽前白梅、墨廼江、惣邑、南部美人、飛露喜と
実に6種が東北モノ。いいね。でも、とりあえず泡盛(請福)。

お造りは、ヨコワマグロと島ウニ。ヨコワも良かったけど
ひんやりした甘さが口の中いっぱいに広がる島ウニが特に
旨かった。吸物は、焼き春子潮汁。木の芽の香り漂う上品な
ダシに、ほっこりした春子がよく合う。しゃきしゃきした
筍(五三竹)も、いいアクセント。さらに焼物は、あぐー豚の
塩焼き。ほどよい厚さにカットされ、丁寧に炙られた一品は
ややレアで、本格ベーコンの風情。食欲をそそるピパーチの
香りとともにいただくと、歯応えありつつも舌の上でとろけて
もうなんて言ったらいいか、とにかく旨くて泣ける。泡盛にも
ばっちりなんだよなあ。幸せ。余韻に浸っていると最後の料理
となる、丸茄子おろし煮が。揚げ出しっぽい感じでダシが染みてて
ほっとする味わい。しかし、出てくる料理全部おいしいなあと
思って和んでたら、締めにゴーヤーチャンプルーの炊き込み
ごはんと、アーサーの赤出汁登場。名前だけ聞いたら際物かと
思うかもしれないが、これがまた絶妙。角切りゴーヤー&あぐーに
島豆腐、焼いた玉子を混ぜて黒胡椒で味付けしてあり、言わば
豚と目玉焼きのハーモニーに、ゴーヤーと黒胡椒をピリリと
効かせたごはんは、この期に及んで食欲を加速させる罪深さ。
思わず三杯もかき込んでしまう。本当の最後に、宮古島産の
パッションフルーツをしゃりしゃりに凍らせた氷菓子を
食べる頃には、しみじみとした幸福感に包まれる。この時は
まだライブにもハーレーにも行ってなかったのに、既に
今回の旅の目的は果たした!とか勘違いするくらいでしたから。

全体的に見て、日本料理に沖縄の食材が上手く溶け込んでいる印象。
はー、とても良いお店でした。帰りにはお土産として、余った
炊き込みごはんを頂きましたが、一人ではとても食べきれない
量だったので、いつもの『さかえ』に持って行ってお裾分け。
さかえのおねえさんは、いつも通り元気爆発してました。

■割烹 潮/那覇市若狭3-1-1[18:00~22:00]

wakasaushio03.jpg












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://crosscore.blog68.fc2.com/tb.php/955-c71fa4b7