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kuro score >>> cross core !!!

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最近忙しくて、あまり漫画さえも読めてませんが
1~2月に出た中で取り急ぎ厳選したのが、この3冊。
どれも、いろんな意味で心に残るものばかり。

■フジモトマサル『夢みごこち』 平凡社
二週間の休暇』で初めて知ったフジモトマサル最新巻。
フジモト版夢十夜ともいえる、夢を舞台にした不思議な物語。
静謐で低温、淡々、荒涼、茫洋とした世界の中で、話が
くるくると変わるのに合わせ、主人公の姿(すべて動物)も
次々と変わってゆく。マンション、監獄、海上、宇宙船。
あまりにも極端な場の転換にも関わらず、トーンが穏やか
なので、違和感はほとんどない。というか、その穏やかさや
奇妙な静けさが怖くもあり、懐かしくもあり。その懐かしさは
学生の頃、暗くてカビ臭い図書室で夢中になって本を
読んでいた感覚が、ふうっと蘇るのにどこか近い。各話は
つながっているような、つながってないような曖昧なまま
進み、最後にオチらしきものも提示されるが、あまり
細かいことは気にせず、約150ページの中に詰め込まれた
想像力の海にひたすら身を任せ、たゆたうのが心地いい。

■三宅乱丈『イムリ』9巻 エンターブレイン
ああ、今巻はそこまで非道な展開じゃなかった…。
ちょっと、ほっとしてる。カーマの追っ手から逃れるため
逃げ込んだ洞窟のイムリたちとの出会いから、一気に進展。
なんて言うか、普通に生活してる人たちがたくさんいる画が
これほど安心感をくれるとは思わなかった。とはいえ
こういうあたたかい集団が瞬時に○○されてしまうのも
この作品なので…。まだまだ予断を許さない感じは続く。

■北道正幸『プ~ねこ』4巻 講談社
実に3年ぶりの新刊。別に休載とかがあった訳じゃなくて
ちゃんと毎月連載してるのに、基本4ページくらいだからな…。
それはともかく、あらゆる猫を主役とした作品の中で一番
かわいくて憎たらしくて画が好みな猫漫画。主役といっても
話の真ん中にいるというより、脇の方で好き勝手に動いてる
だけなのも、より猫っぽい。そして連載7年目(?)にして
アニメ化とか。広島でやるかどうかは知りませんが。












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