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kuro score >>> cross core !!!

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二日目の夜に伺った、祇園は花見小路近くのお店。
正確には『啐啄 つか本』と表記しますが、文字化けしそう
だったので、仮名表記にしてます。ちなみに、旅の日程を
変更してようやく予約が取れたのが、こちらのお店。
8席ほどのL字型カウンターでぐるっと囲まれた店内は
意外とこぢんまり。あたたかみのある照明もあってか
お店の方とお客同士の距離感が何となく近い感覚。
そんな中、まずはビール。銘柄は四社とも揃ってるので
ヱビスを。この日、昼間は暖かかったけど、夜中は
冷え込んでいたので、一品目は温かいねぎの葛引きから。
生姜も混ざってて、じんわりあったまる。二品目は
大粒の豆が添えられた蒸しアワビ。ふわっと噛み切れる
その身からは、上品な旨みが漏れてくる。そしてフグの
白子・白味噌仕立て。ふっくらした白子を口に入れると
とろんとした甘さがふわっと広がる。一緒にもちもちの
生麩も入ってて、食感の違いも楽しめる。赤ムツの
湯洗いは、脂がのりながらもさっぱりいただける一品。
一口大の、このこ寿司はクセがなく上品で、お酒を
飲まざるをえない後味。という訳で、日本酒(十四代)へ。

お椀物は、ぐじまんじゅう。見た目も白くてかわいくて
口に運べば思わず口元がほころぶ優しい味。続くは
丹波牛のたたき。粒マスタードと、ジューシーな肉の
甘みが合わさり、重層的な美味しさ。この後、温かい
胡麻豆腐でほっと一息。ここで終わりかなと思ったら
同席したお客さんのリクエストに、お相伴にあずかる
ことになり、お碗のごはんにトロをさっとのせたお寿司と
さらに牛フィレの炙り焼きまで! 終盤でお腹が満たされてた
頃合にも関わらず、ぺろっと平らげてしまうくらいおいしい。

最後は、花山葵と氷魚の釜揚げがたっぷりのったごはんに
粕汁。ごはんはお茶漬けにしておかわり。が、このあたりで
調子のって、つい昨日もろこ食べておいしかったですよって
隣の方に話してたら、大将がうちにも今ありますよと言って
くださり、急遽いただくことに。何て言うか、対応力高すぎる。
こちらのもろこも旨かったけど、正直食べすぎのような(笑)。
さらに締めの水菓子は、メロンやイチゴを合わせた一品。

いや、とにかく料理のレベルが高いのは言うまでもないが
大将の人柄というか、客に合わせてくれる感が素晴らしかった。
決して腰が低すぎたり、無理してるのではなく、自然な
絶妙のバランス感覚で接してくれ、細かいところも見逃さない。
こういう部分も、常連さんが多い理由なんだろう。お客さんの方も
いろんなものを食べ慣れた大人な感じの方が多かったし、大将の
求心力こそが、この至福の空間を生んでいるんだなと思った。

■そっ啄 つか本/京都市東山区祇園町南側570-120[18:00~22:00]












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