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kuro score >>> cross core !!!

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棚卸も終わって、やっと今年分に着手。
面白い作品が次々出てくれるのはありがたいけど
連載が長く続いて、何巻まで読んだか思い出せない
作品もぽろぽろ出てきた。『団地ともお』とか
『月光条例』とかも新刊出てた気がするが
まだ追いついてないので、一旦スルー。

■漆原友紀『水域』上・下 講談社
蟲師』作者最新作。中国地方(?)の田舎町を舞台に
少女とその家族に起きた、ひと夏の不思議な体験を描く。
過去と現在が夢を通じてつながることで、忘れられた
一つの村の歴史が浮かび上がってくる。
キーワードは夢と雨。水の底と記憶の底。両者は混じり
つながり、今は見えなくなったが、かつて存在していた
人々の普通の生活を表出させる。そこには、主人公の
少女につながる家族の喪失、抵抗、そして諦念といった
いろいろな想いも積み重なっていた。自分へとつながる
母、祖母、祖父。伯父にあたる早世した少年。夢とも
現ともつかない世界で彼らと出会うことで、彼女は
自らのルーツを認識&獲得する。目に見えなくても
感じる自分の、家族の在り処。この夏の経験を通して
家族は根っこの部分で一つになり、同じ夢を、未来を
見るかのように遠くを見据える。ちなみに、A5判の
愛蔵版も出てるみたいなので、繊細で美しい画を
大きなサイズで眺めたい方は、そちらもどうぞ。
■カレー沢薫『クレムリン』2巻 講談社
CAT or DIE!
ということで、脱力しすぎて、やる気が失せる系猫漫画
第2巻。延々ボケっぱなしだし、画力は上がらないし、
まるでいいとこないみたいですが、読んでるうちに妙に
ハマってきて、じわじわきます。例の某条例すら適当な
ネタにされてるし。ただし、爆笑とかは求めちゃだめだ。

■小田扉『しょんぼり温泉』1巻 小学館
いつの間にか『ジャンプSQ』で連載してた小田扉の新作。
タイトル通り、さえない温泉町で起こるさえない出来事を
いつものゆるくて、抜けてて、でもどこか温かい筆致で描く。
本当に、これといって大したことは何も起こってないのに
気づけばちょっといい話になってるという。ある意味、職人技。

■西原理恵子『毎日かあさん7 ぐるぐるマニ車編』毎日新聞社
サイバラさんの長男が、もう中学生。しかも、東京の公立は
レベルが高いから、高校難民になるのを回避するべく私立受験へ。
なんか、子供ってあっという間に大きくなってるよね。でも
その面接の場で「今までで一番悲しかったことは?」という
質問に、ありませんと即答したとこで笑ろた。鴨ちゃんは
不憫だけど…。そんな風にどんどん成長していっちゃう
子供らを、切なくというより、半ば諦めの境地で見つめる
サイバラ母。どこの母親も、こんな感じなのかなあ。












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