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おそば料理 ふくべ三

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この前、東京で蕎麦屋に行って以来、蕎麦欲上昇。
ちょうど新そばの季節だし、熱燗もおいしいし。
で、以前から気になってたけど行く機会がなかった
こちらのお店に行ってきました。
店内はカウンターが6席ほどと、テーブル席。空間に
余裕があって、照明は抑えめで、清潔感漂ういい雰囲気。
もちろん蕎麦がメインの店だけど、コース料理(要予約)
もあるので、あらかじめお願いしておいた。ヱビス飲んで
待ってると、まずはそばがき。塩や辛味大根、醤油を
好みでつけていただく。箸で切る時点でむにっとしてて
口に入れると、とろもちっとした食感。優しいお餅
みたいでおいしい。続いて、昆布佃煮、大根葉と海苔の
お浸し、大根葉とじゃこの煎り煮、分葱入りおから、
たくあん古漬けの野菜尽くし。お浸しは海苔の香りが
ふわっと立ち上って食欲を誘う。おからは、実は
あまり好きじゃないんだけど、分葱が入っていると
しゃきしゃきした歯触りがプラスされて、よい感じに。
そして、酸味がほどよく効いたたくあんが予想以上に
おいしかった。全体的に色合いは地味ですけど(笑)
どれもこれもしみじみ旨い。ここで日本酒へ。焼酎ともに
すべて一杯650円だったので、まずは「十四代」を冷やで。
その後、「緑川」熱燗、そば焼酎「峠」お湯割りの流れ。

野菜に続いて、しめ鯖、しめ鰆、ヨコワマグロ漬け、
たらこ酒盗の魚尽くし。ぶつ切りのたらこは、それほど
辛くなく、まったりした味わい。ヨコワマグロの漬けも
ねっとりしてて味が濃くて深い。さらに鯖よりあっさりめの
締まり具合の鰆がとろけるような仕上がり。とにかく全て
お酒に絶妙に合うので、幸せ。あとは、冬瓜と柿の煮物、
蕎麦味噌焼き、玉子焼き、つくね南蛮(つくねぬき?)。
冬瓜は甘い味付けで、デザートっぽい。杓文字に塗られた
蕎麦味噌焼きは、またしても酒を加速させる。玉子焼きは
シンプルながらしっとりした出来栄えで、玉子の旨みを
しっかり楽しめる。つくね南蛮は、要するに鴨南蛮の
鴨ぬきみたいなもので、温かいダシが心と身体に染み入る。
揚げたそばがきも入っており、パリパリした食感がよい
アクセントに。この辺りでお腹も満たされ、思わず料理だけで
満足してしまいかけるが、そういえば、そば食べに来たんだった。

温かいのと冷たいのから選べるので、冷たいざるそばに。
産地は、長野の小谷村(?)産の新そば。見た目は
黒みがかった田舎そばで、ざらっとした歯触りだが、やや
柔らかめ。個人的にはもう少し硬いのが好みかな。でも
香りよくて旨い。蕎麦つゆは控えめな味でそばを邪魔しない
ちょうどいい塩梅。さらに蕎麦湯もさらっと上品なタイプ。
あらためて考えてみると。お店全体が上品で、どこか控えめな
印象。でも、確固たる芯の強さもあり、緊張感と安心感が
バランスよく共存している。落ち着いた、とても過ごしやすい
お店でした。今度は、もっと気軽にふらっと立ち寄りたいな。

■おそば料理 ふくべ三/広島市西区横川町1-6-6[11:30~14:30、18:00~20:30]

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帰りに横川駅へ向かう途中で『モンキュール』覗いてみたら
ボージョレ・フェアやってたので、少し寄り道。飲み比べ
セット(3種)と、つまみにカキのバターソテーを注文。正直
自分の舌では違いがよく分かりませんでしたが、初物は食べたら
75日寿命が伸びる縁起物なのでよしとする。カキは美味しかった。

■モンキュール/広島市西区横川新町2-7[17:00~23:00]

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