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7~8月に出た新刊を今頃まとめて紹介。
なんで今頃かと言えば、ある作品の既刊がなかなか
見つけられなくて、先週ようやく手に入ったため。

■堀尾省太『刻刻』1~3巻 講談社
既刊が見つからなかったのが、これ。3巻発売前後から
話題になってたらしく、気づいた頃にはどこも品切れ。
ストーリーは、ちょっと説明しにくい。時間を止められる
一家がその力を狙う宗教団体に狙われる…一言でまとめると
こうなるけど、これでは実際読んだ感覚とかけ離れてる
気がする。がっつりSFじゃなくて、日常の中にポンと
超常能力が放り込まれた感じ。岩明均の『七夕の国』を
もう少し深掘りして緊迫感を増やした、というのが
近いような近くないような。時を止めた世界の謎も徐々に
明らかになる展開で一気に引き込まれるが、どうもこれが
同作者の初連載作らしい。こういう人&作品がいきなり
出てくるから、漫画っておもしろいなと思う。

■諫山創『進撃の巨人』1~2巻 講談社
で、これまた最近話題になってた作品。別冊少年マガジン
掲載って、そら知らんわ。これもさらに説明しにくい内容。
体長5~15mの巨人が跋扈する世界。人間だけを狙って
食い殺す巨人たちから逃れるため、高さ50mの壁で囲われた
町で暮らしていたある日、60mを超す超大型巨人が現れる…。
虫けらのように人が食い殺されていくドライな展開で、
少年漫画とは思えない雰囲気。というか、ひたすらでかい
巨人が襲ってくるというワンアイデアで、よくもこれだけ
話を広げられたもんだなあと感心。画力に関しては、
いろいろ意見があるみたいだけど、この拙さが逆に
いい効果をもたらしてる気もしたりしなかったり。
■三宅乱丈『イムリ』8巻 エンターブレイン
イムリも気づけば、もう8巻。
が、状況はどんどん悪くなるばかり。新章に突入した
7巻から登場した人物の大半が既に…。キャラクターの
性格とか関係性を丁寧に描いときながら、一気にばっさりいく
という容赦のなさ。救いのない展開はまだしばらく続きそう。

■弐瓶勉『シドニアの騎士』3巻 講談社
本作も3巻にきて少しずつ世界の謎が明かされることに。
奇居子(ガウナ)に唯一対抗できる武具・カビザシの
ちょっと予想外のネーミングの由来や、主人公・谷風の
出自まで。この展開の速さからすると、思ってたよりも
早くクライマックスに突き進む可能性もあるかなあ。

■福満しげゆき『うちの妻ってどうでしょう?』3巻 双葉社
お子様も誕生して少しは穏やかになるか…なんてまったく
思ってませんでしたよ! 予想通り、相変わらず負の磁場を
放ち続ける作者。彼のような不安・妄想は少なからず
誰でも抱えてるとは思うけど、それを日々ずっと考え続け
練り続け、訳のわからない域まで昇華、いや発酵させて
しまえるのはやはり才能だろうと。ただ、もし漫画という
表現がなかったら、この方どうしてたんだろう。












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