kuro score >>> cross core !!!

ウォッチメン

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原作はアメコミながら、数多くの監督が断念するくらい
映画化は困難とされてきたという、いわくつきの作品。これを
300』のザック・スナイダー監督が映像化。映画としては
長めの2時間40分という尺に、作品世界は再現されたのか否か。

とか言ってはみたものの、原作は未見です。読んでない人間が
勘で書きますが、かなり忠実に、そしてマジメすぎるくらい
マジメに作りこんでるんじゃないかな、たぶん。『300』の
はっちゃけぶりと比べると、だいぶ抑え気味のトーン。
ストーリーは、1985年頃のアメリカが舞台。米ソ冷戦の緊張が
極限まで高まり、核戦争へのカウントダウンが始まった世界。
条例で自警活動を封じられた、かつてのヒーローたちがなぜか
次々命を狙われていく…。このヒーローたちが、もろコスプレ仕様。
まあ、鍛え上げてるけど、基本普通の人たちだからね。そんな
普通の人たちが、それぞれの価値観で自分なりの「正義」を遂行
しようとする。ある者は暴力で、ある者は財力で、ある者は
人智を超えた能力で。そして、いつの間にか価値観の違いから
彼らは対立することに。その対立の末に生まれた、ひとつの結果。
その結果を見た時、正義や平和というものが本来どういうものか
重く問われることになる。終盤は、語り部だったロールシャッハの
純粋さが際立って、痛々しい結末に。とにかく、とても重くて
マジメで、それゆえ地味な作品。ぶっちゃけ、ヒーロー物と思って
見に行くと、かなり戸惑うと思います。できれば、原作をある程度
読んでから、見に行くかどうか判断した方がよいかも。

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