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『正直書評。』

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『TV Bros.』での連載をまとめた、トヨザキ社長の新刊。
単独名義の書評は、『そんなに読んで、どうするの?』
『どれだけ読めば、気がすむの?』に続き、これで3冊目だが
文章量は一番少なく、手軽に読みやすい。2004~2008年に
出版された中から、96作品を金・銀・鉄の斧の三段階で評価。
 金:親を質に入れても買って読め!
 銀:図書館で借りられたら読めばー?
 鉄:ブックオフで100円で売っていても読むべからず?!

思い返せば、初めて社長の存在を認識したのがこの連載と
メッタ斬り』だった訳で。しばらく小説から遠ざかってた
自分にとって、偏執的な褒め方といい、歯に衣着せぬ
毒舌っぷりといい、ちょうど良い指標だった気がする。
でも、あらためて読み直してみると、酷評してる時の方が
イキイキとしてて、読んでておもしろい。そのせいか、
大森書評なら褒めてる作品を読みたくなるのに、豊崎書評は
むしろ、けなしてる作品をちら見したくなるという葛藤。
そんな訳で、巻末のスペシャル袋綴じは必読。

■豊崎由美『正直書評。』学習研究社

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