c r o s s + c o r e

kuro score >>> cross core !!!

adachimoa1.jpg

昨年ギリギリ滑り込めた『ティファニー庭園美術館』。
個人的にかなり気に入ったけど、もうないものは仕方ない。
そこで、もう一つ島根で気になっていた美術館へ。
安来市にある『足立美術館』。横山大観をはじめとする
近代日本画がメインだが、他方では敷地内に広がる日本庭園でも
有名。アメリカの庭園専門誌では、京都の桂離宮を抑え、
5年連続で日本庭園ランキング1位に輝いている。
特に雪景色の頃が一番いいという話を聞いてたので、かなり
期待して行った訳だが、結局雪なんて全然降ってなかったよ…。
adachimoa2.jpg

入館料は、大人2200円とそこそこ高い。たぶん、庭園の管理に
使うんだろう。館内を進むと、あっさり庭園にたどり着く。
シンプルで広々とした苔庭から始まり、茶室、枯山水庭、池庭、
くり抜いた壁越しに見る生の掛軸、そして白砂青松庭へ。
庭の前では、みんな写真撮影。館内は、展示物に対しては当然
撮影禁止だが、庭は自由っぽい。群がる人の中に押し入ってみる。
ぱっと見、想像してたよりはコンパクトな感じ。でもよくよく
見たら、かなり細かいところにまで、というか見える範囲すべてに
手が加えられてる様子。雨が降るたび、風が吹くたび変わるだろうに
毎日一つひとつ手直ししてるのかと思うと、軽く眩暈を覚える。
一つ積んでは母のため。ここまできたら、もう何が自然で何が人工なのか
ようわからんが、とりあえず凄いということだけはわかった。

adachimoa4.jpg

庭見るだけで疲れたので、池庭そばの喫茶室「大観」で
しばし休憩。頼んだカレーは、あまり辛くなくて、あっさりめ。
店内から眺められる庭を見つつ、しばらくぼーっと
してから、今度は日本画の方へ。一番広い大展示室では
「日本画の中の美人たち」と題して数々の美人画が展示。
美人画って言っても、今の美人とは違うしなーと思ってたのに
意外と今見ても美人というか、可愛い人が多かった。
特に、上村松園の描く「娘深雪」は普通に可愛い。
ミュージアムショップでも、深雪さんグッズが一番人気。
日本人の好きな美人は、今も昔もそう変わらんらしい。

adachimoa3.jpg

横山大観の作品も、展示してある分は一通り見てまわった後
再び庭園へ。雪こそないけど、天気がいいので帰りの時間まで
見続けとこう。でも、ロビーの共有椅子を占有し続けるのも
悪い気がして、禁断の喫茶室「翆」へ。何が禁断って、珈琲を
はじめとするドリンクメニューのみで、かつ全品1000円ということ。
「大観」では、カレーに珈琲つけても1300円ちょっとなのに
この暴利っぷりはどういうことかと言えば、メインの枯山水庭を
真正面に据える、館内一の場所に位置しているから。
要は、場所代が大半を占めるということだろう。
セレブな雰囲気に気圧されつつ、1杯1000円のカフェオレを飲む。
むー、雰囲気に飲まれて、味なんかよーわからん。
とにかくモトだけは取ろうと、1時間近く粘ってみる。
これが、一生セレブにはなれない人間の悲しい性。

adachimoa5.jpg

なんだかんだで、長時間を美術館で過ごす。
普段の生活では考えられないが、たまにはこういうのも大事。
帰りのバス車中からは、雪をかぶった大山の姿も。
綺麗な景色がいろいろと見られてよかった。…あれ。
何で行きのバスでは、気づかんかったんだろ。節穴?

■足立美術館/島根県安来市古川町320[9:00~17:00]
 http://www.adachi-museum.or.jp/












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://crosscore.blog68.fc2.com/tb.php/398-ec8c2f45