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kuro score >>> cross core !!!

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また、ノミネートされました、直木賞。
これで何度目なんだ。
たとえ今度も落とすにせよ、「人が描けてない云々」とかいう
理由は認めません。

なんかファンみたいな言いぐさになってるけど、3冊しか読んでない。
なぜかずーっと、若くてオシャレな人が小粋に読む本で、
俺には関係ないって思ってたから。
なので初めて読んだのは『死神の精度』。
手に取った理由は100%、ジャケット(装丁)。
青バックで傘をさすモジャ毛。
タイトルの書体も、全体の色合いもやたら惹かれた。
でも読み始めたらさらにツボにはまった。
ミュージックが好きで、雨に好かれてて、仕事は好きじゃないけど
だからこそやるんだ、っていう主人公(死神)。

淡々としてて、間が抜けてて、でもグッとくる展開。
二章、三章と読み進むにつれ、より引き込まれていった。
一番好きなのは「恋愛で死神」。唯一“終わり”がはっきりと
描かれてて、救いもあんまりないんだけどね。
最期のやりとりとか、抜けてるようでどこかしんみりする
死神の思考とか。
どうにもならないことってあるけど、どこかで本人が納得できるなら。
形はなくても後に残せるものがあるなら。
それでいいのかな。まだ俺にはわからんけど。

その後、文庫で出てないか探したら2冊(『オーデュボンの祈り』
『ラッシュライフ』)あったけど、どちらもピンと来ない。
内容が、というより装丁が。文庫だからかな、って単行本も
あさったら、見つけたよ『チルドレン』。
これも良かった。装丁もだけど、内容、いや陣内が。
こーゆー人って憧れるけど絶対なれないし、そばにいられたら
それはそれで困る。友達の友達くらいのとこにいて、
たまに話聞いてあきれたり、笑い転げたりしたい。そんな人の話。
ドラマ化するみたいだけど、どうなんだろ。
どっちみち、見られんぽいけど。

で、3冊目が『終末のフール』。言うまでもなく、ジャケ買い。
なんか短編がつながって一つになるっていうのがパターンなのか。
たまたまそういうのばっか、読んでるのだろうか。

というわけで、今回の直木賞候補作の『砂漠』は読んでない。
いや、だから表紙がね…。


【第135回直木賞候補作】
伊坂幸太郎『砂漠』 実業之日本社
宇月原晴明『安徳天皇漂海記』 中央公論新社
古処誠二『遮断』 新潮社
貫井徳郎『愚行録』 東京創元社
三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』 文藝春秋
森絵都『風に舞いあがるビニールシート』 文藝春秋

【第135回芥川賞候補作】
伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」 『文學界』六月号
鹿島田真希「ナンバーワン・コンストラクション」 『新潮』一月号
島本理生「大きな熊が来る前に、おやすみ。」 『新潮』一月号
中原昌也「点滅……」 『新潮』二月号
本谷有希子「生きてるだけで、愛。」 『新潮』六月号












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