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八重山の御嶽

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石垣旅からだいぶ時間が経ったけれど、今さらながら
御嶽についてメモ程度にまとめておく。

そもそも“御嶽”ってなんやねん。と問われれば、一言。
「沖縄の聖域」である。神を祀り、拝みを行う場所。
読み方は沖縄本島では「ウタキ」だが、八重山だと「オン」
と読む。また、宮古では「スク」と呼ぶ。
もともと各地で様々な呼び名があったが、琉球王国が定めた
「ウタキ」という名に、現在は揃う傾向にある。
『琉球国由来記』という資料によると、沖縄全土に約900カ所
も存在すると言われている。

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で、一体どんな神様が祀られているかと言うと、沖縄の神話上の
神様だったりもするけど、基本的にはその村をつくった始祖や、
災害・疫病から村を守った功労者ということが多い。
つまり、沖縄の祖先崇拝の象徴とも言えるわけで、
今なお、多くの沖縄人の心の拠り所である一方、数々の
お祭りの際には、中心会場となったりもする。

多くの御嶽では、入口に鳥居がでーんと立っているので
神社の親戚みたいに感じるかもしれないが、これは日本政府の
皇民化政策によるものにすぎず、本来的なものではない。
ただの、後づけの飾りみたいなもの。
本来の御嶽とは、ただ自然物(石や植物)があるだけ。
それに加えて、今では香炉が置かれている。
この自然物がある御嶽の最奥部は「イビ」と呼ばれ、
祭祀を行う神女以外立入禁止となっている。
このイビの前には門があり、その前に家屋、さらにその前に
広場、その入口に鳥居が立つ、というのがよく見る基本形式。
そしてイビに限らず基本、御嶽は男子禁制。だが、時代とともに
多少緩和されて、斎場御嶽なんかは男でもどんどん奥まで入れる。
でも、やっぱり村のあちこちにあるような御嶽には、気軽に
入ってはいけない雰囲気がある。

と、いうわけで。今回の石垣旅で、男の身でありながら
いくつかの御嶽にお参りしました。観光客に向けて一部開放
してある御嶽もあったけど、ほとんどは島人のためのもの。
ゆえに、以下のような自分なりのルールを決定。

 1. 基本、鳥居より奥には立ち入らない
 2. 写真を撮る際は一言述べる
 3. 首里城で買ったサン(御守)携帯
 4. 家でビニール袋につめた塩と米を携帯
 5. その場を立ち去る際に一礼

観光用看板がある御嶽では、鳥居の少し中にまで入ったけど
不思議なことに、自然と足が止まってしまう地点がある。
それ以上先に行くなという意味だと思ったので
即、引き返した。そんな八重山の御嶽を何カ所か
こっそり紹介していきますが、何かあればすぐやめます。

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