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kuro score >>> cross core !!!

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今、20代後半~30代前半を迎える関西人の中で
ダウンタウン、特に松本人志の影響を受けていないと
言い切れる人間は何人いるだろう。正確には、影響というより
遺伝子にその笑いが組み込まれてしまっていると言うべきか。
小学生期に彼らの漫才に衝撃を受け、中学時に『4時ですよ~だ』
のために学校から走って帰り、高校時には東京進出するのを
期待と不安の入り交じった眼で見送った。そうしているうち
好きとか嫌いという次元を越え、ただ彼の発するモノに
頭が勝手に反応するようになっていった。

ゆえに。それゆえに、今回の映画を見るのは正直怖かった。
今の松本人志が面白いか、と問われても、即答できない現実。
数多いる若手芸人より、発想という点ではまだまだ負けてないが
全盛時に比べれば、半分ほどしか力を出し切れていないと思うし
今後、盛り返すのも年齢的に厳しいだろう。そんな状況で、
今さらながら監督デビュー。真意は分からないが、どうせやるなら
10年、せめて5年前にやっといてくれたら…というのが本音。
カンヌだの、興行的な成功なんてのはどうでもいい。
要は笑えるのか、笑えないのか。期待4割、不安6割で見に行く。
結果は…。
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うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
後半には笑えるところいくつかあったけど、前半がなあ。
正直、演出法がうまく機能してないと思う。
インタビュー形式自体が悪いというわけでなく…。
ぶっちゃけ、インタビュアーが中途半端。リアルな感じを
出そうとして意図的にやってるのかもしれんけど、笑いを
邪魔したら意味ないもん。それこそ、板尾があの役やってたら、
もっと良くなってたはず。内輪っぽくなるのを避けたんかな。
でもどっちみち、最後は内輪なんだし。もしくはいっそ振り切って
児玉清とかにしてみるとか。とにかく、笑いのために手段選んだら
ダメだわ。初監督で気合い入りすぎないようにした可能性も
あるけど、どんなにあざとくても、卑怯な手を使ってでも
がむしゃらに笑いをとりにいって欲しかったなあ。
落ち着いてしまうには、まだ早いよ。

しかし、異様に疲れる映画だった。内容じゃなくて、松本人志の
映画を見るという状況が。なんなんだろうね。本人でもないのに
周りの観客の反応とか気になるし、この映画を見てる自分自身が
なぜか俯瞰で見えてくるし。はじまって20~30分くらいで
「家で一人で見させてくれ」と心の底から思いました。
映画館から出る頃にはへとへと。松本ファンを自認している人は
よくよく注意して見に行ってください。












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