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さきと

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福岡二日目の夜に伺った居酒屋さん。
寺田屋』と並んで、太田和彦さんがお薦めする福岡の
名居酒屋ですが、常連さん以外は予約できないなど
なかなか入店のハードルが高く、これまでは最初っから
諦めてた。でも、週末は常連以外でも予約できるという
話を聞いて、今回ようやく訪問が叶いました。

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店内は、奥に向かって12席ほどのカウンターだけが広がる
細長い空間。当日は予約のみの営業になってて、開店とともに
きっちり全席埋まっていく。そのカウンター上には、料理の
メニューが10枚近く用意されており、壁には全国各地の
名酒が並ぶお酒メニューが、これまたずらりと貼り付け。
その中からまずは瓶ビール。ヱビス、黒ラベル、モルツ、
一番搾りが揃ってたので、ヱビスを。これに合わせて
出てきたお通しは、いきなり鯛のかま焼。結構大きめの
サイズで、むちむち美味しくて、期待感も一気に高まる。

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料理は魚介系盛りだくさんで、今が旬の天然ぶりを始め
とらふぐ、本マグロ、クエ、鯨などなど魅惑のラインナップ。
ぶりや鯨は何種類もある部位から選べるし、アン肝なら
特上アン肝から、とても旨い、旨い、まぁまぁ旨い、
いまいちアン肝と5段階もあったのが面白い。しばし熟考の末
刺身6種盛合せ&さば3点盛合せと、お刺身尽くしで攻めてみた。
6種盛りは、ぶり、のどぐろ、クエ、鯛、タカバ、ひらめ。
のどぐろは軽く炙ってあり、ふわり柔らかい口当たり。もっちり
甘いクエに、すっきり甘い鯛のコントラストも美味しく楽しい。
タカバは、アラかハタの仲間らしいんだけど、瑞々しい旨みがあり
ずっと食べ続けたくなるやつでした。このお刺身に合わせて
日本酒へ。ここはやはり九州のお酒を頼もうと思い、長崎の
「六十餘洲」純米吟醸 中取りを。甘み穏やかでさらりと飲める一杯。

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さば3点盛合せは、さば刺、〆さば、ごまさば。
脂がのっててとろける感覚の刺身に、綺麗な酸味が心地いい
〆さばの食べ比べを楽しみ、ごま&ネギの風味とほどよく
甘辛い味付けが食欲を加速させるごまさばで、とどめを刺す。
これはもう最高ですね。当然、お酒も一瞬で消えていくので
燗酒を追加。選んだのは、地元・福岡の「若波」純米酒。
温めると、柔らかな旨みがじんわり広がっていく。

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いきなりがっつきすぎた感もあるので(笑)、ここで
いったん落ち着こうと、軽いつまみになりそうなものを
3品選択。やや小ぶりながら、甘みがぎゅっと詰まった
酢ガキに、かりかりさくさく食感が軽快で箸が止まらなくなる
はりはり数の子。そして、かにみその濃厚な旨みを上品に
昇華した、かにみそトーフ! 淡いグリーンの見た目も美しい
抜群のお酒のあて。これ、お土産に持って帰りたかったなあ。

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ここで、「お時間かかります」と注意書きがあったけど
どうしても飲みたくなった、とらふぐひれ酒を注文。
ひれたっぷり濃厚仕上げで香ばしく、身体もぽかぽかに。
あては最後まで鯨と迷った末、きびなご刺わかめ酢みそ添え。
小いわしの刺身が広島ならではのように、きびなごの刺身も
九州ならではの逸品ですね。見た目も味も、きらきらクリアで
爽やかな味わい。濃厚なひれ酒との相性も、ばっちりでした。

最後の締めは、各種魚介を使った丼物も良さそうだったけど
ここまでお刺身が多くなってしまったので、クエのかま焼&
「鍋島」特別純米酒のお燗を。香ばしく焼かれた皮の中には
柔らかくも弾力のある綺麗な白身が隠れており、ほっこほこの
身を頬張りながら、まろやかな燗酒を流すのが、たまらない。

評判通り、旬の魚介を思う存分楽しめる、良いお店でした。
今回頼んだもの以外にも、鯨や白子、赤はた、アン肝などなど
食べたかった魚(肴)は山ほどあるし、飲みたかったお酒も
海ほどあるし(笑)、後ろ髪を引かれる思いで店を出ました。
福岡は他にもいっぱい行ってみたいお店があるけど、こちらは
なんとか機会を作って、いつか再訪したいなあと思ってます。

■さきと/福岡市中央区舞鶴2-8-25[18:00~23:00]

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