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ふじ香

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今年10月にオープンした和食屋さん。
胡子神社から新天地公園へ南下する通りの途中
茶ノ間』のあるビルの4階で密やかに営業中。

こぢんまりとしつつも明るく開放的な店内は、8席のみの
L字カウンターが広がる。料理はアラカルトの他に
おまかせコースがあったので、今回はそちらを注文。
ビールは生がハートランド、瓶はスーパードライと
ヱビスだったので、もちろんヱビスにしました。

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料理の一品目は、原木椎茸と白貝の土瓶蒸し。淡く
すっきりした出汁が上品で、寒い日にはそのあたたかさが
身体に沁みる。北海道産という白貝は結構大きめでジューシー。
続くお刺身の盛り合わせは、天然鯛、甘鯛、穴子、白ばい貝、
夜泣き貝の5種盛り。もちもち優しい鯛と、ねっとりとろける
甘鯛昆布締めの食べ比べが楽しく美味しい。さらに後で
追加してもらった昆布締め鯛の浅葱巻きも良かったなあ。
あと、柚子を散らした穴子の瑞々しい味わいが抜群でした。
これらに合わせて日本酒へ。メニューには亀齢や龍勢、
瑞冠、雨後の月など地酒を中心に十数種揃う冷酒を筆頭に、
スパークリング日本酒4種、燗酒7種がラインナップ。
その中からまずは「鍋島」純米吟醸を頼むと、この日は
純米大吟醸しかなかったので、そちらを。透き通るような
クリアな味で、さらさらと飲めてしまう一杯。

お刺身に続いて、貝の盛り合わせも登場。
つぶ貝、姫さざえ旨煮、さるぼう貝の佃煮の3種盛り。
あっさりめのつぶ貝に対し、姫さざえは旨みが濃厚。
山椒風味のさるぼう貝は、ごはんに合いそうでしたが
その代わりにお米のお酒を追加(笑)。「青煌」特別純米は
つるばら酵母仕込みで、ほんのり華やかな香りが心地いい。

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焼物は、穴子と鯛かま。
実山椒をのせていただく穴子は、さっくり軽やかで
香ばしく、永遠に食べ続けられるやつ。むちむちの身が
たまらない鯛かまも美味しかったな。これにはやっぱり燗酒。
神亀や天隠とも迷った末に選んだのは「奥播磨」山廃純米。
濃醇かつ柔らかい旨みが、じんわりお腹に落ちていく。

お口直しに紅しぐれの甘酢漬けと葉わさびでさっぱりさせ
軽いおつまみに、より海老の炙りをいただいた後は
蓮根饅頭の蟹あんかけ。ふわふわの饅頭に、とろり熱い
あんがかかってて、ほっこりできる味わいでした。

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そして最後の締めは、甘鯛の炊き込みごはん。
香りよく、ほこほこのごはんには、いくらものってて
贅沢仕様。一人分でも結構量があったんだけど、ついつい
箸が止まらなくて全部食べてしまった。一緒に出てきた
なめことあおさの味噌汁も美味しかったなあ。この後は
デザートにミルクジェラート&りんごのコンポートが出て終了。

ということで、丁寧で優しい料理が続く素敵なお店でした。
今のところ、この内容で4000円(料理のみ)なので満足度も
すごく高いです。今後は多少値段も変わるかもしれないけど
これからどう変化するか気になるし、お店の雰囲気も穏やかで
過ごしやすかったので、季節が変わる頃にまた伺いたいと思います。

■ふじ香/広島市中区新天地1-1-4F[18:00~24:00]

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