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みこし鶴一 【移転OPEN】

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横川駅高架橋の耐震補強工事が終わり、新しくなった
北口高架下に新店舗が次々移転&開店。第1弾として
6月に8店舗がオープンしたのに続き、旧国道東側にあった
みこし鶴一』も今月、西側に移転。一新された区画は
外観が画一的で、ちょっと面白味に欠けるけれど、
店内はお籠り感のある落ち着いた雰囲気になっています。
6席あるカウンターの端席に着き、まずは生ビール。
銘柄はアサヒの「マルエフ」。何気にスーパードライより
歴史あるけど、広島で目にするのは『重富』以来。すっきり
飲みやすく綺麗な後味。合わせて出されたお通しは
コチの揚げ春巻き、そうめん瓜、帆立の燻製の三種盛り。
パリパリの春巻きの中に、白身が美しいコチの上品な
味わいが広がって幸先いい一品。そうめん瓜には
トマトソースを和えて、洋風になってたのも意外で楽しい。

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料理メニューからは、極太アスパラの温玉添え、高知産
チャンバラ貝の塩ゆで、お刺身の盛り合わせを注文。
淡い緑が鮮やかなアスパラは、名前通り極太&新鮮で
歯応えもよくジューシー。とろとろの温玉と合わせると
その優しい美味しさがさらに増していく。本場の高知
食べて以来、二度目となるチャンバラ貝は、柔らかい身に
甘みが漂い、肝まで食べるとしみじみいい酒のあてに。
ということで、ここで日本酒へ。全国からバランスよく
10種ほど揃えたおすすめ日本酒の中から、まずは
「作(zaku)」純米。ほんのりフルーティで爽やかな一杯。

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お刺身の盛り合わせは、太刀魚、ハモ、鯖、アジ、イカ、
地だこ、才巻海老の7種盛り。イカはしそと一緒にくるくると
巻いて爽やかに、地だこは40度の低温調理を施すことで
しっとりした食感の中に色気を感じるミキュイ風仕立て。
才巻海老は二分割して頭の部分は火を通し、尻尾側は
生のままでそれぞれ異なった味わいを楽しめるなど
ひと工夫したものが多くて嬉しかった。あとは、ほどよく
昆布締めした鯖と、肉厚で甘みとろけるアジが印象的。

お酒は「町田酒造」純米吟醸55を冷酒で頼んだ後は
燗酒へ移行。「竹泉」芳醇辛口、「日輪田」山廃純米と
立て続けにいただいてみた。この中だとやはり旨みが
濃くて燗映えする竹泉が特に好みだったな。これらに
合わせて、小イワシのしそ巻き天ぷら、こんにゃくの
ペペロンチーノ、ゴーヤーとおかかのバターソテーを追加。
小イワシ天はふんわり軽やかで、口に入れるとたちまち
消えるようになくなってしまう。ガーリックチップが
ごろごろ入ったこんにゃくペペロンは、風味よく
クセになる味で、燗酒との相性も抜群だったよ。

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そして最後の締めは、博多地鶏もも塩焼きと迷った末
イサキの塩焼きに決定。このイサキが超肉厚な上、
弾力も半端なく、むちむち通り越して、口内で暴れるような
食感(笑)。噛めば噛むほど、そのさっぱりした味わいに
旨みが増していく感覚も、たまらない。横に添えられた
きゅうりや茗荷もさくさく美味しく、満足度の高い一皿でした。

移転前も含めて訪れるのは数年ぶりでしたが、変わらず
品良く、センス良く、安定感のあるお店でした。今回は
頼まなかったけど、ごはんものメニューの中にちゃんと
フグの卵巣のお茶漬けがあるのは見逃さなかったので
次回訪問時は忘れず頼もう。ちなみに、お店の場所が
わかりやすくなった分、お客さんもかなり増えている
みたいなので、できるだけ予約した方が良さそうです。

■酒と肴 みこし鶴一/広島市西区横川町3-2-3[18:00~24:00]

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