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1969年7月20日 20時17分。
アポロ11号が人類初の月面着陸を成し遂げてから
今年でちょうど50年。アメリカ公文書記録管理局と
NASAで新たに発見された1万1000時間超の
未公開映像をもとに編集したドキュメンタリーが公開。
かつて冷戦下にあったアメリカとソ連。
宇宙開発においては、世界初の人工衛星(スプートニク)に
世界初の有人宇宙飛行(ガガーリン)と、ソ連が圧倒的に
先を行く中、1961年にジョン・F・ケネディ大統領が
「今後10年以内に人間を月に着陸させ、安全に地球に帰還させる」
と宣言する。それから8年。ニール・アームストロング船長と
バズ・オルドリン、そしてマイケル・コリンズの3人は
月を目指してアポロ宇宙船に乗り込むのだった―。

地球出発の日から、月までの旅路、そして月面着陸を叶え
再び地球に帰還するまでの9日間を、本当にただ淡々と
映し出していくドキュメンタリー映像。でも、一切の
脚色がないシンプルな映像だからこそ、そこで行われた
繊細で大胆な偉業の凄さが、ダイレクトに伝わってくる。
特に惹き込まれたのはやはり、50年前とは思えないくらい
鮮やかな、その映像美。宇宙センターに並ぶ数々の機械類と
それを見つめる大勢の技術者たち。海岸で打ち上げを
待ちわびる群衆に、その真上を通り過ぎる報道ヘリコプター。
期待と興奮と不安に満ちた人々の当時の息遣いまでもが
感じられるような生々しさが、そこにはあった。

そして、宇宙船発射から月面着陸までを実際の映像で
見られるのは、もうひたすら興奮しかないという(笑)
青空を背景に打ち上げられる宇宙船を見ているとなぜか
泣きそうになるんだけど、そこから地球を周回した後
月遷移軌道に乗り、青い地球を背に真っ暗闇を進む場面では
息を殺すように画面に集中。月周回軌道に入り、着陸船で
月面降下するシーンに至っては、結果を知ってるのに
緊張で変な汗が流れてしまう。そしてそして、有名な
あの一瞬。「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、
人類にとっては偉大な飛躍である。」…そこから広がる
真っ暗な空と、灰色の地面。50年も前に人類が垣間見たのは
遠くて昏くて深い、静かな世界だった。あの日から50年
経った今なお、これを超える偉業は成し遂げられていないと
思うので、当時少年少女だった人も、自分含めまだ
生まれてすらなかった人も、一度は見てほしい作品です。












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