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尾道には、ライブ前日に前乗りして夜の街へ。
移転したという『一口』にも行ってみたかったけど
中途半端な時間に行っても入れないと思い、尾道駅から
歩いてすぐに行ける、こちらの店へ向かってみた。
お店の中は7席ほどのカウンターとテーブル、座敷があり
あたたかみのある照明とも相俟って、どこか家庭的な
雰囲気が漂う。入口そばの水槽には、大小様々な魚や
貝、カニなどが所狭しとひしめき合っており、それを
眺めながら食べるのはどことなく背徳感を感じた(笑)

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それはともかく、まずはキリンラガーの中瓶を頼み
一品料理を何品か。なまこや酢がき、かずのこ味噌漬け
あたりも良さそうでしたが、尾道っぽさを優先して
にし煮付、ぬた、げんちょうの南蛮漬けを注文。柚子を
散らして香り爽やかなにし煮付は、ほどよい歯応えの中に
旨みがぎゅっと詰まってて、噛めば噛むほど美味しい。
酸味は抑え気味で穏やかなぬたには、イカや赤貝も
入っており、しゃきしゃき食感の分葱とも好相性。
身が薄めのげんちょうは、玉ねぎとともにさっぱりと
食べられた。ここでお酒は「醴泉」に替え、上造りを追加。

お造りの内容は、生シャコ、アカニシ貝、たこ、イカ、
赤貝、布刈鯛の6種盛り。こちらの名物の一つという
生シャコは瑞々しい甘みが鮮烈で、口に入れるととろり
とろけていく。一方、さくさくとした食感が心地いい
アカニシ貝や赤貝は、箸が止まらなくなるやつ。見た目も
ぴかぴか新鮮で旨い。潮の速い布刈瀬戸で獲れたという鯛は
しっとり優しい甘さが広がる。一緒に出された皮もいいつまみ。

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燗酒(亀齢)を追加した後、あてに煮付か骨蒸しか悩んだ末
もう一度げんちょうの煮付を頼んでみることに。こちらは
淡白だった南蛮漬けとは一変、そのふわふわな身に上品な
煮汁が沁みて、なんともしみじみとした旨さ。南蛮漬けも
良かったけれど、これは断然煮付だね。燗酒との相性も
言うまでもなく抜群で、肌寒い日には特に沁み渡った。

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最後の締めは、やはりお鮨。
地魚特上や特上もあったけど、地魚はお造りで堪能したので
ここは上握り。うに軍艦、海老、イカ、赤身、ぶり、カレイ、
さより、鯛の全8貫で、シャリは小ぶりながらもっちりとした
昔ながらの握り。新しいお店でよく見る洗練されたものとは
違うけれど、こういうネタが大きくて食べ応えのある握りも
地元に根づいたお店でいただくと風情があって、いいな。
寡黙な大将と、てきぱき指示を出す女将さんが切り盛りする
活気のある雰囲気は、一人でも過ごしやすかった。また
尾道を訪れた時には、ふらっと気軽に立ち寄りたい。

■保広/広島県尾道市土堂1-10-12[11:30~14:00、17:00~21:00]












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