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柚子

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お薦めしていただいたお店に伺うため、先週に続いて
再び安東まで行ってきた。立地的にはアストラムラインの
安東駅と毘沙門台駅のちょうど中間にあるので、どちらの
駅で降りても、そこそこ歩くことになります。
アストラム高架下の大通りに面したお店は、空間に
余裕がある明るく広々とした造りで、厨房前には6席程度の
カウンターが配置。その端席に着き、まずは瓶ビール。
キリンとアサヒがあり、キリンはクラシックラガーでした。
つき出しは、サザエと菜の花の酢味噌&ジュレ和え。
こりこり、しゃきしゃきの具材にジュレの爽やかさが絡む
春らしい組み合わせで、期待が高まる一品。

メニューは壁掛けの黒板に一通り書いてあるけど、大将が
木箱に並べたその日の素材を見せてくれて、そこから
好みに合わせて頼むこともできます。訪れた日はやや種類が
少なめでしたが、こちらの大将は自ら漁にも行かれるそうで
漁がある日曜の直後、月・火曜あたりが狙い目かも。

とりあえず最初は刺身の盛り合わせから。中とろ、サザエ、
アオリイカの3種盛りで、中とろは土佐の備長炭で軽く炙って。
表面香ばしく、しっとりした甘さが広がる。それ以上に
上品な甘さを湛えていたのが、もっちり優しいアオリイカ。
これにはやはり日本酒ということで選んだのは「玉乃光」
純米大吟醸 備前雄町。普段はあまり飲まない純米大吟醸ですが
香りも華やかすぎず、するする飲める、すっきり軽やかな一杯。

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続いてはカツオユッケ風と、コチの酒蒸し。
ユッケ風といっても味付けは控えめで、ちょこちょこ
つまみながらお酒を飲むのが楽しくなる一品。一方
真っ白な身が美しいコチは柚子皮と、うるいを添えて。
この白くむっちりした身には、シンプルながら上品な
旨みが詰まってて、箸が止まらなくなる美味しさ。
少しぬめりがあって、つるつるさくさくしたうるいも
そのさっぱりした味わいが相性ぴったりだったな。

ここでお酒は「出羽桜」純米吟醸に替え、さわらの西京焼きを
追加。これもあまり味付けは濃くなく、しっとりした身の旨さが
出羽桜の柔らかい甘さととけ合っていく。このあたりから
お酒のペースもぐんぐん上がっていき、お燗のラインナップに
並んでいた「亀齢」と「美和桜」を立て続けに注文。そして
燗酒に合わせたのは、イノシシの角煮。奥出雲で獲れたという
イノシシには菜の花も添えられており、濃く深い色合いの塊を
頬張ってみると、意外と繊細な風味が広がる。燗酒もいいけど
赤ワインなんか合わせてみたら、しっくりきそうな味わいでした。

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最後は柚子を散らせたこのわたを挟んで、お鮨!
シャリがふわり柔らかく軽やかで、小ぶりの握りは
何貫でも食べられそう。ネタは、こはだ、サザエ、茄子の
漬物、だし巻き、アオリイカ、カツオ、ひもきゅう巻き。
身がふっくらしたこはだや、うずらの卵黄をのせてまったり
仕上げたアオリイカ、藁焼きにしたカツオ、食感が心地いい
ひもきゅうと、どれもひと手間かけてあってバランスよく
美味しかった。締めはわかめのお吸い物でさっぱりと終了。

あさ菜ゆう菜』と同様、郊外という立地ながら
予約ですぐ満席になってしまう人気っぷりが納得できる
いいお店でした。大将も親切にいろいろ教えてくれるので
居心地もよく、楽しい時間を過ごすことができた。なかなか
気軽に通える場所ではないけど、機会作って再訪したいです。

■柚子/広島市安佐南区安東1-5-10[11:30~13:30、17:30~22:30]

Comments 2

ゆきむら  

近くの恵壱ラーメンもおすすめです。忘れてました

  • 2019/02/24 (Sun) 19:18
  • REPLY
kuro  

ラーメンは普段そんなに食べないんですけど
飲んだ後はなぜか食べたくなりますね(笑)
機会があれば立ち寄ってみたいです。