c r o s s + c o r e

kuro score >>> cross core !!!

comics1812.jpg

2018年の積み残しは6冊。
この年末年始は、やることがいろいろありすぎて
全然落ち着いていられなかったけど、この連休で
やっと時間が取れて、積読漫画も積み崩し中。しかし
既に1月発売分が着々と増え始めているのであった…。

■諫山創『進撃の巨人』27巻 講談社
物語の序盤から意味ありげに触れられてきたミカサの
出自がようやく明らかになった27巻。これほどきっちり
丁寧に伏線を回収していくのは本作ならではか。だが
今やそうした謎すら些細なものに思えるほど、事態は
大きく、重く、動き始めてしまった。真意を見せぬまま
ミカサもアルミンも置き去りにひとり突き進むエレン。
夕日の下、仲間6人と語り合ったかつての日々が尊く
眩いからこそ、今、目の前に落ちる影は深く昏い。
■藤田和日郎『双亡亭壊すべし』11巻 小学館
侵略者の画策により監禁されていた能力者たちの
脱出劇が描かれる今巻。最終決戦に向けての下準備
というか幕間的な印象はあるけど、一人ひとりを
きっちり描くのが藤田流なんだろうな。そして
泥努と紅の邂逅により、泥努の過去の一端が垣間見える。
やはり本作は泥努あってこそ、なので次巻に期待。

■堀尾省太『ゴールデンゴールド』5巻 講談社
主人公・琉花の周辺以外、出てくるのはおじさんおばさん
ばかりで絵面はどんどん地味になっていく一方、人間の
欲望は加速度的に増大し、破滅への道も拡張しているように
見える本作。そこに祖母の過去と、島の歴史も重なり合い
行きつく先が示唆される。この運命を変えられそうなのは
琉花と作家の黒蓮先生だけなんだけど、どっちも頼りない上
福の神はアレしちゃうし、混沌とする島の未来はどこへ向かうのか。

■千真『小さな恋のやおよろず』2巻 講談社
桜の女神・八重と、朴念仁高校生・虎之助の
ゆるく柔らかく微笑ましい恋愛物語も、これで完結。
かたつむりの神様とか、ひまわりの神様とか、使えない
ぽんこつな方(笑)ばっかり出てくるのはともかく
最初から最後まで一貫して、ゆるいまま突き進んで
くれたのが良かった。次回作も、のんびり待ってます。

■速水螺旋人『大砲とスタンプ』8巻 講談社
毎年、年末に発行される兵站軍漫画も8冊目。
こちらもゆるい雰囲気ながら、戦場が舞台ゆえに
生き死が普通に淡々と描かれるんだけど、8巻ともなれば
いろんなことに慣れちゃうなあと思ってたら、後半に
入って急展開。二重三重とスパイ行為を繰り返す蝙蝠男
スィナン中尉がついに年貢の納め時になったかと思えば
マルチナとキリールの二人が、ここにきてまさかの…!
話はまだまだ続くようだけど、ここでハッピーエンドでも
いいじゃんと思えるくらい微笑ましい読後感でした。ただ
本作の性格上、この後に絶望が来ても不思議ではないのが…。

■松田奈緒子『重版出来!』12巻 小学館
前巻の電子書籍の流れで、Web漫画誌立ち上げに
踏み込んでいく展開へ。これまでずっと敵役というか
嫌味でマイペースで面倒くさい上司として描かれがちだった
安井の隙のない仕事っぷりと、仕事に対する想いが
明らかになっていく。Web漫画誌の誌名披露とか、東江さんの
復活とか、さりげなく熱い伏線も回収しつつ、主人公の
成長も描くという、話の流れ自体も隙がなくて見事。実際の
漫画業界もこれくらい熱いんだろうか。熱いんだろうなあ。












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://crosscore.blog68.fc2.com/tb.php/1851-8f084661