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kuro score >>> cross core !!!

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渡仏を経て一年と少し、『ル・ココ』のシェフが
昨年、新たに京橋町にオープンしたフレンチのお店。
本当はジビエのある冬のうちに行きたかったんだけど
新しい店舗にはカウンター席がないと聞いてたので
しばらく様子見。そして4月になり、ようやく一緒に
行ってくれそうな友人をつかまえたので、今回初訪問。
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抑えた照明の下、テーブルのみがシンプルに並ぶ店内は
落ち着いた白を基調にした優しい空間。お店の方に
聞いてみたら、一人客もちょこちょこおられるそうですが
個人的にはちょっとハードル高い気がした(笑)。そんな
真っ白な席に着き、まず泡をおまかせでお願いした後は
アミューズからスタート。黒くまん丸のカツオ・ボールと
桜色の見た目も可愛らしいビーツ・キューブの2品。
オニキスのように鈍く輝くボールは、口に入れると
静かにとろけていき、穏やかな後味を残す。一方、小さな
お菓子箱のようなキューブは、ほのかな甘酸っぱさが心地いい。

続いては、山菜とナマコのジュレ添え。
山菜はたけのこと、タラの芽だったかなあ。ちょっと
珍しい組み合わせだけど、柔らかく味の沁みたナマコと
爽やかな山菜、穏やかな旨みが満ちたジュレ、貝から
作ったという泡のムースが絡み合って抜群の美味しさでした。

冷前菜は、人参と甘海老のウニ添え・レモンクリームソース。
むっちり艶やかな甘海老と薄切りの人参、ウニとそれぞれ
異なる甘みが重なり、味わいが増す一品。続く温前菜の
リードヴォーのソテーは、その滑らかな身に、深みのある
シェリーソースと熟成感のあるチーズ、マッシュルーム、
ニョッキなどが絡み、ボリュームは控えめながらしっかり
食べ応えがあって満足感高かった。ここまでで一度
瓶ビール(カールスバーグ)を挟んで、華やかな白ワイン、
しっかりした白と続いたので、赤に変えてメインを待つ。

メイン一皿目の魚料理は、ヒラメのムニエル。
上にアーティチョークが添えられてて、ソースにも
アーティチョークを使ってたのかな。ほんのり香ばしい
表面の中には、ふわり柔らかい身が潜んでおり、その
美味しさのおかげで一口食べるごとに穏やかな気持ちに
なれる。香りよく優しいソースとも相性ばっちりだった。

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メイン二皿目の肉料理は、仔羊のロースト。
どこか色気さえ感じる赤身肉には、ジュのソースがかかり
ひとたび噛みしめると、柔らかくも弾力のある絶妙な食感と
上品な甘み漂う味わいが広がり、思わず陶然となる旨さ。
ほどよい渋みのある赤ワインを合わせると、その風味は
さらに重層的になり、もうずっとこれだけ食べ続ける
機械になりたい…とか訳のわからん精神状態になるという(笑)
デザートの焼きチョコムース(イチゴ&アイス添え)を
食べる頃には落ち着きましたが、心底堪能できました。

以前のカジュアルなお店に比べると、ぐっとフォーマルな
雰囲気になり、個人的には気軽に通える感じではなくなったけど
シェフをはじめお店の方は、変わらず優しく丁寧に応対
してくれるし、料理はさらに美味しく美しくなっているので
なんとか機会をつくって、また訪れたいと思います。

■EPURE (エピュレ)/広島市南区京橋町4-14[18:00~21:00]












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