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kuro score >>> cross core !!!

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尾道にある自然派ワインと地元食材の店『ビズー』。
全国誌でもちょこちょこ取り上げられて気になってたから
新開に新しくできた喫茶店をめぐった後、この地区の
町外れというか、入口とも言える場所に佇むこちらの
お店へ向かってみた。16時オープンなので、昼酒気分です。
前面ガラス張りの店内は吹き抜けもあって、夕方くらいの
時間だと本当に明るく開放的。1階はカウンターに5席と
テーブルが5卓、あと2階にも席はあるみたいです。
とりあえずイタリアの泡を頼んでからメニューを探すと
壁に掛かった大きな鏡に直接書き込んであり、メニューを
見るたびに酔っ払った自分の顔が映り込むという地味に
つらい仕様(笑)。しかし、酔っ払いはこれくらいじゃ
めげないぜ。ということで、まずはつまみ盛りから。

キャロットラペをはじめ、ピクルス、赤かぶ、紫芋、
ごぼう、紅芯大根、ハーブなどの野菜がたっぷり盛られ
さらに鴨肉やパテも添えられた一品は、木のプレートに
盛り付けられていることもあってか、どことなく『ウルル』の
前菜盛り合わせにも似た風情。野菜は全体的に酸味をきかせた
味付けで、すっきりした酸味豊かな泡とばっちり好相性。
あと、レバー感漂うねっとり濃厚なパテは、お酒を
加速させるタイプだったので、ギリシャの白を追加。
香りよく、ほどよい味の濃さもあって、飲みやすい一杯。

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続いて魚介料理から、牡蠣とパクチーのオムレツ。
魚介系は太刀魚のフリットとか、真鯛のポワレとかも
魅かれたんだけど、あまり他では見かけない組み合わせの
こちらにしてみた。そしたらこれが、淡い黄色と鮮やかな緑の
見た目も美しく、清涼感が心地いいパクチー、ジューシーな
旨みが詰まった牡蠣を、スフレのようにふわふわしたたまごが
包み込む抜群の一品だった。幸せを感じる料理ってこういうのだよね。

ボルドーの赤に変え、魚介以上に悩んだ肉料理からは
鴨とチリメンキャベツのラグー。他にも白菜とベーコンの
ブレゼとか、羊肉のハーブシチューとか気になってたし
何よりサイウアっていうチェンマイのソーセージと
最後の最後まで迷ったけど、おすすめを聞いたら鴨を
あげてもらったので、いったんこちらに。その鴨肉は
骨付きのかなり大ぶりサイズで、ナイフがすっと通る
柔らかい身には優しい旨みが詰まっている。原型を
留めないくらいとろとろに煮込まれたチリメンキャベツの
甘さも効果的で、追加したフランスの赤とともに
さくさく食べられた。でも、さすがにいい感じに
お腹も満ちたので、余裕があれば追加しようと思った
サイウアは諦め、最後の締めにラムカレー。

お腹も満ちたと言っておきながら、ここでカレー?と
思うでしょうが、ごはんの代わりにクスクスを使ってるのが
ポイント。粒が細かく、ぱらぱら食感のクスクスは
さらさらーっと風のように、のどを通り過ぎていく。
さらにラム以上に、心地いい酸味が印象的なカレーには
各種ハーブも入ってて、酔いもほどける爽やかさ。
締めにちょうどいい味わいでした。

開店間際は陽射しが眩く、日が暮れてからは穏やかな
照明が美しい店内の雰囲気も素晴らしく、自然派ワインに
合わせた料理はどれも優しくて繊細。尾道を訪れた際には
一軒目でも二軒目にでも伺いたくなる、いいお店でした。

■BISOU/広島県尾道市久保2-5-24[16:00~23:00]












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