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kuro score >>> cross core !!!

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正月早々完結する作品もあって、ちょっと寂しかったり。
その代わりに、今年は新しい作品にもちょこちょこ
手を出していこうかなと思ったり思わなかったりしてます。

■木村紺『巨娘』5巻 講談社
ここ最近ハイペースで新刊出しまくってて、なんだか
生き急いでるみたいだと思ってた巨娘が、5巻で本当に
完結してしまうという。4巻が出た時に、このまま連載が
長く続いてほしいと書いたばかりなのに…。
内容は久々にお兄ちゃん(彼氏)の出番もありつつ
基本はやはり前巻から続く仕事漫画仕様。そして
最終巻ということもあって、主人公ジョーさんだけでなく
彼女が勤める鳥吉グループの中核ニッシーやタケルに
お店のスタッフなど各方面のキャラクターを前面に出し
話を繰り広げていく。表面上はギャグっぽくても、
一人ひとりのキャラクターをきっちり描き分けた上で
重層的に絡ませるのが巧いというか、あらためて
群像劇の名手という感じがした。周りのキャラクターが
立った分、ジョーさんの存在が少しだけ弱まった感も
あるけど、あんなに濃い人が普通に馴染んじゃうのも
ある意味すごい気がする。そんな最終巻の締め方は
まだいくらでも続けられそうな雰囲気だったので、
気が向いた時にでも、ふらっと復活してくれたら嬉しい。

■五十嵐大介『ディザインズ』3巻 講談社
前巻で無敵かつ不敵な存在感を示したイルカのHAたち。
彼らは初めて実戦に投入されるが、そこでHAの一人
キイが暴走する。本巻では彼の目を通して見た人間の
世界、心のありようが描かれる。雨と緑と湿気の
むせ返るような濃さが生々しく伝わってくる熱帯を
背景に零れ落ちる彼の思考は、純粋で、どこか幼さを
感じさせるものであり、それゆえ痛々しかった。そんな
彼を淡々と追いかけるクーベルチュール、そして
思考を共有するがゆえに大きく影響を受けるイルカたち。
ここが大きな分岐点となりそうな予感を残したまま物語は
さらに混迷を深める―。でも、なんだかんだで今回一番
こわかったのはオクダですね。「もういらない」って…。

■藤田和日郎『双亡亭壊すべし』7巻 小学館
決死の覚悟を見せたフロルは脱落したけど、一命だけは
取りとめたので、ほっとした。ということで、これまで
活躍してきた能力者たちの出番が終わるのと入れ替わるように
本巻では新しいキャラクターが大量投入される。ひとり
双亡亭に突っ込んでいった青一と対峙する帝国陸軍
東京憲兵隊・残花班。その小隊の隊長でありながら
部下と敵対することになった黄ノ下残花。さらに紅の前に
黒子姿で現れた謎の女性・帰黒。これまでのキャラクターより
明らかに格好よく、可愛く、力を入れて造型されているので
今後主力になっていくんだろう。あと、紅、緑朗、青一に
加えて、黄ノ下に帰黒が出てきたことで、主要人物には
みんな名前に色が付いていることにようやく気づいたけど
話の中心にいる凧葉務だけは、その法則から外れてるんだよね。
他とは違う立ち位置の彼がどう活躍するのか、密かに期待。












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