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kuro score >>> cross core !!!

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2017年の積み残しは6冊と、例年より少なめ。
でも今年の年末年始の休みは短かったので、あまり
のんびり読んでる暇なかった。あたしゃも少し休みがほしい。
■福満しげゆき『終わった漫画家』1巻 講談社
福満先生の新作は、そのタイトルからまた自虐的な
自伝漫画かと思いきや、完全フィクションの漫画家漫画。
漫画家としてデビューしたものの、10年前に小ヒットを
飛ばしただけでそれ以降鳴かず飛ばずとなってしまった
主人公が、とりあえず結婚目当てで女性アシスタントを
迎え入れようとする身も蓋もないストーリーが展開する。
応募してきた女性二人もそれぞれ身勝手な思惑があるんだけど
登場人物全員妙な小物感があって、どれだけ思いが
こじれようとも、そんなに大事にはならない雰囲気だなー
とか思ってたら、終盤で意外と大きな動きが起こってみたり。
相変わらず福満先生の妄想と性癖も詰め込んでありますが
これまでの作品とは異なる盛り上がりを見せそうなので期待大。

■吾峠呼世晴『鬼滅の刃』9巻 集英社
熱く気高い炎柱の生き様を描いた前巻から一転、今巻では
初っ端から「俺は神だ!」とうそぶく音柱・宇髄天元に
遊郭へ連れて行かれる主人公トリオ。もちろんその目的は
遊郭に潜んでいると思われる鬼を見つけ出すためなんだけど
三人と音柱の掛け合いが完全にコントで、前巻との落差
激しすぎてむせた(笑)。遊郭への潜入方法も、女装という
王道展開でしたが、その中で意外と一番活躍してたのが
素顔は美形な伊之助。猪頭の時より知能指数が上がったように
見えたのは錯覚か否か。そして、やはりというべきか
“陸”の数字を背負う上弦の鬼・堕姫も登場。話が進むにつれ
男前度が上がる音柱も乱入し、盛り上がったまま以下次巻へ!

■諫山創『進撃の巨人』24巻 講談社
今巻で語られるのは、ライナー、アニ、ベルトルトたちの
戦士としての始まり。それはつまり、1巻で描かれた
ウォール・マリアへの侵攻をライナー側の視点であらためて
たどる、もう一つの物語でもあった。人類を救うために
壁を壊し、壁内に潜り込み、まがい物の人生を生きてきた
三人。それぞれが信じるもののため突き進んできた道とはいえ
生き残ってしまったライナーには呪いのように降りかかってくる。
そして、すべてを影で操ってきたタイバー家が姿を現すのと
時を同じくして、さりげなく、かつ堂々とエレンも再び
表舞台にその姿を見せる。この邂逅の先に待つものは―。

■荒木飛呂彦『ジョジョリオン』17巻 集英社
岩人間に加えて岩動物という、さらに訳のわからない
存在まで突然出てきてますます混沌と化す第17巻。
もはやなんでもありだが、荒木先生の手にかかると
なんか妙な説得力があるというか、こんな生き物がいても
素敵やんと思ってしまえる。いや、見た目や生態は
正直きもいけど(笑)。そして、本作のキーとなる
ロカカカの謎についても、少しずつ近づいていくことに。
あとは圧倒的なラスボスが出てくると嬉しいんだけどな。

■速水螺旋人『大砲とスタンプ』7巻 講談社
毎年恒例、年末発行ミリタリー漫画。
前巻での虐殺が後を引き、戦場が日常であるはずの
主人公も一時ダウンして休暇に入ることに。そんな
彼女を復活させたのは、お役所仕事をやり込めるための
執拗な事務作業と、さりげない親の愛だった―という
ベタながら心が晴れるいい展開。まだスィナン中尉まわりで
きな臭い部分も残ってるけど、しばらくはゆったり進んでほしい。

■三宅乱丈『イムリ』22巻 エンターブレイン
騙す気満々のミューバ対、相手を信じ続けたデュルクが
対峙した結末は、まさかのデュルク奴隷化だった―。
主人公をこの段階であっさり抜け殻にしてしまうとは
思ってもみなかったので、正直呆気にとられた。これ
どう落とすんだろう…。そしてデュルクの最後の夢を通して
ミューバはやっと、本当にやっと、真実に気づく。前作
ペット』終盤の桂木エピソードを彷彿させる回想シーンは
ぐっときたけど、引き換えに主人公が戦線離脱しちゃうのは
厳しいなあ。ここに来てデュガロも復活しちゃったし
最後はデュルクの遺志を引き継いだミューバとデュガロの
対決に収斂されるのかもしれない。そして鍵を握るガラナダ。
長く続いた本作も、いよいよ結末が近い。












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