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kuro score >>> cross core !!!

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今月は久々の続刊から最終巻までと、いろいろ節目の
時期。しかし連載漫画追いかけてたら、10年なんて
あっという間に過ぎちゃうんだな…。少しぞっとする。

■西原理恵子『毎日かあさん14 卒母編』 毎日新聞社
2002年に連載が始まり、実に15年近く続いてきた本作も
14巻でとうとう完結。連載当初はまだ幼かった西原さんちの
お子さんも気づけば大学生&高校生になり、よその子が
育つのは早いというのを思いっきり実感させられた。
最終巻といっても中身はいつも通りで、年齢とともに
お子さんは落ち着きを見せる一方、サイバラ先生は
相変わらず熱量と勢いだけで飛ばしてて清々しい。
その合間合間にちょこっといい話を挟み込んで泣かせに
くるのも、ずるくて良い。涙と笑いと切なさと強かさが
過剰に詰め込まれているサイバラ流はもはや伝統芸だなあ。
それでも、終盤ではさすがにまとめに入ってて、ページを
めくるたび終わりが近づいていくのが寂しかった。これほど
ありがとうって言葉が自然に出てくる作品も他にないよね。
長い間おつかれさまでした。

■荒木飛呂彦『ジョジョリオン』16巻 集英社
前巻からのゾンビ攻撃を交わし続けたものの、乳児の
ゾンビという倫理を超えた攻撃を前に、自ら敗北を
受け入れた定助。そんな彼を救ったのは、まさしく
最初に彼を見出した“彼女”だった。しばらく本筋から
離れてたけど、やっぱり彼女とのコンビが一番しっくりくるな。
そしてストーリーは、ようやく核心に迫る。東方家の母親
東方花都の過去、ロカカカの実の本質。二つの謎の一端が
語られ、まだ見えぬ敵の大きさが提示されただけだが
ここから一気に最後の敵まで見えてきそうな予感。

■沙村広明『波よ聞いてくれ』4巻 講談社
夜の円山公園頂上決戦始まるッ!
といっても別に血腥い殴り合いが繰り広げられるわけではなく
酔っ払いによる一方的な人格攻撃および釧路バッシングが
垂れ流されるだけなのであった。主人公の一応先輩にあたる
ラジオパーソナリティ茅代まどかの説教は、行き当たりばったりで
どこに向かってるのか分からないように見せかけて、急所だけは
きちんと突いてくるという面倒くささ。この人さいこうや。
一方、作者の言によれば主人公以外は恋愛方面に向かい始めた
ということですが、そんなにうまく話が運ぶとは思えず。
明後日の方向に飛んでいくことを期待しております。

■ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』28巻 講談社
作者のひぐち先生が産休に入られていたため、前巻から
久々となる新刊。田島家で練習することでどんどん
親密さも増してきた部員が次に取り組むことになったのが
メンタルトレーニング。メントレってそれほど目新しい
練習方法ではないような…と思ってたけど、基礎的な
部分から理論的にきっちり細かく描いていくのが本作らしい。
心技体のうち技・体は毎日鍛えてるのに、普段全然練習してない
心だけ本番でいきなり結果出そうとしても無理という理屈に
納得。ただ、どんなにいろんなトレーニングを重ねても試合は
相手あってのもの。かつてコールド勝ちした崎玉高校との再戦は
2回表にホームラン打たれるという波乱の幕開け。これは混戦必至。

■中村光『聖☆おにいさん』14巻 講談社
『毎日かあさん』と同じくこちらも14巻ですが、まだまだ
終わらない感じです。さすがに強引なネタもちょこちょこ
あるけど、神様だけになんでも許される…のか(笑)
それはともかく今巻で印象的なのは、気高く親思いの
スレイプニルと、いじらしく押しの強いカンタカという
二大神馬。特に、目とエアバッグを同時に見開いたカンタカの
雄姿は忘れられない。かわいいけど、隠し切れない狂気が…。












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