c r o s s + c o r e

kuro score >>> cross core !!!

hacksawridge.jpg

1940年代、アメリカ・ヴァージニア。
第二次世界大戦が激化していく中、ひとりの青年
デズモンド・ドスは陸軍に志願する。だが、少年時代の
ある出来事から武器を手にしないと誓った彼は配属後も
武器に触れることを拒否し、衛生兵への道を画策するのだった。
実際に戦場で一切の武器を持たず数十人を救った人物の
実話を基にした物語。そして、その舞台は二次大戦の中でも
苛烈をきわめた沖縄戦、前田高地(ハクソー・リッジ)の戦い。
つまり作中で敵対するのは日本軍な訳で、上映最終日まで
見るのを引き延ばしたのは、自分の中に躊躇する気持ちが
かすかに存在したからなのかもしれない。実際、画面いっぱいに
映し出される戦闘は、至近距離で銃弾が飛び交い、手足のみならず
頭やはらわたも吹き飛び、火炎放射器が相手を焼き尽くす
凄絶かつ凄惨なシーンの連続だった。にもかかわらず、そこまで
不快感や気分の悪さを感じなかったのは、両軍の兵士に
それぞれの覚悟と矜持を見出せたということもあるし、主人公の
狂気すら感じる想い、行動を目の当たりにしたからでもあった。
ただそれ以上に、つき抜けた描写を前に圧倒されて、茫然と
してしまったというのも否定できないが。もちろんこれは
実話を基にしたといってもあくまで作り物であって、実際の戦場と
比べられるものではないけど、今という時代にあの戦争の過酷な
一面を正面から描いた意義は大きいように思えた。叶うならば
いつか沖縄側からの視点で、同じレベルの作品が見てみたい。












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://crosscore.blog68.fc2.com/tb.php/1690-2468672d