c r o s s + c o r e

kuro score >>> cross core !!!

ichigu17.jpg

元『いし井』のあった場所にオープンしたお店。
開店したのはもう2年くらい前で、いつか行こうと思いつつ
うっかり忘れてたけど、つい最近店の前を通りかかって
そういえば!と思い出し、今回ようやく初訪問。
お店の中は『いし井』の頃とそれほど大きくは変わってなく
カウンターに8席ほど。奥には座敷席もあるのかな。料理は
アラカルト以外にコースも3種ほどあったけど、予約は2名から。
その代わり、おまかせ料理ならおひとり様でも大丈夫です
とのことだったので、そちらでお願いしてみた。お酒はまず
ビールから。生がハートランド、瓶が一番搾り、ヱビスという
ラインナップの中から、やはりヱビスを選択。

コースやおまかせ以外の客にもすべて出されるつき出しは
枝豆、茄子の焼き浸し、まぐろのしぐれ煮の3品。
シンプルながら、ほっとひと息つける素朴さ。そして
おまかせの一品目は、穴子の冷製茶碗蒸し。その上には
じゅんさいと、しその実がかかっており、優しく涼やかな
味わい。今の季節にちょうど合ってて、嬉しくなる。
続くお刺身は、鯛、まぐろ、水いか、アジ、生しらすの
5種盛り。昆布締めされた鯛は、煎り酒でいただく仕様で
穏やかな甘みと旨みが混ざってしみじみ旨い。肉厚のまぐろや
小さめなのに存在感強い水いかも良かったし、何より生しらす。
ここ数年、広島のお店でもよく見かけるようになったけど
オリーブオイルと醤油で和えたこちらの一品は、見た目キラキラ、
食感つるんと新鮮で美味しかった。これらお刺身に合わせたのは
20種以上揃った日本酒の中から「赤武」純米夏霞に、「みむろ杉」
特別純米 辛口 露葉風 火入れ。爽やかで心地いい赤武も
穏やかで落ち着いたみむろ杉も、お刺身に合って美味しかった。

さらにここで、前菜の盛り合わせ登場。
ばい貝の旨煮、糸もずく酢とろろ掛け、イサキの白子煮
ヤングコーンの醤油焼き、ねぎ味噌カマンベール、
とろ湯葉オクラ掛け、フルーツトマトといった品々が
八寸のように整然と盛り付け。ばい貝のお酒との相性は
相変わらず抜群だなあ。あとは皮付きのまま焼いたばかりで
ほくほくのヤングコーンとか、焼き海苔に挟んでちびちび
かじりつつ酒のアテにするねぎ味噌カマンベールが印象的。
この後も「玉川」アイスブレーカーをお燗にしてもらい
つい飲みすぎのところで出てきた、あさりの酒蒸しは
お腹にじんわり沁み渡る優しい美味しさ。ありがてえ。

おまかせの値段的にも、この次に出てきた賀茂茄子の
海苔あんかけで締めかなと思って、これまたほっくりした
茄子をじっくり味わってたら、ドライエイジングビーフまで
出てきたという。コストパフォーマンスという言葉はあまり
使いたくないけど、これはちょっと充実しすぎのような。
赤ワイン塩でいただくその赤身は、しっとり上品で重くなく
横にたっぷり添えられたハーブと一緒にもりもり食べるのが
美味しく楽しい。いいな、これ。そして本当の締めは
一口サイズの鯛めし焼きむすびの出汁茶漬け&水菓子の
メロンで終了。最後の最後まで、隙なく美味しかった。

最近、レベルの高いコース料理を出す和食屋さんが
増えてきているけど、こちらのおまかせ料理もかなり
満足度の高い内容でした。アラカルトで好きなものを
ちょこちょこ頼むのも良さそうでしたが、とりあえずは
おまかせかコース料理の方を断然おすすめします。

■時喰 一具/広島市中区流川町6-14[17:30~23:30]












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://crosscore.blog68.fc2.com/tb.php/1672-7e3f77a2