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kuro score >>> cross core !!!

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今月はいつも買ってる連載作を、いつもと同じように
買っただけでした。気になる新作もちょこちょこあったけど
さすがに購入作品をこれ以上増やし続けるのは大変なので
ぐっとこらえてみた。でも、そのうち手を出しそうでこわい。
■福満しげゆき『妻に恋する66の方法』2巻 講談社
意外と早いペースで続刊が出た福満先生のエッセイ漫画。
結婚して十数年経ち、30代半ばを迎えてなお、この夫婦が
ずーっと仲いいのが伝わってくる良作。ただただ妻かわいい
漫画なんだけど、嫌味がまったくないのは、福満先生の
屈折した独特な視点があるからこそ、なんだろうな。普段は
男尊女卑っぽい発言をわざと仕込んでくるくせに、妻本位の
姿勢がまったくブレないところもなんだか憎たらしい(笑)。
全編で飛び交う長崎がどこかと思われる九州弁も、パン好きで
食に対して異常に貪欲なところも、子供と一緒に写真撮っての
一言が言えないところも、とにかくいちいちかわいいのです。
なんで人の妻をこんなにかわいいかわいい言いながら読まなきゃ
いけないんだと思いつつ、結局繰り返し読んでしまう罪深い一冊。
ちなみに、あとがきも相変わらず長くて面倒くさくて最高です。

■諫山創『進撃の巨人』22巻 講談社
世界の謎が語られ始めた衝撃の21巻に続き、今巻でも
この世界の始まりと成り立ちが次々と明かされる。
巨人とは何なのか、壁はなぜ誰の手によって作られたのか、
その壁の外はどうなっているのか。そして、本作の
タイトルである『進撃の巨人』の意味もここにきて判明。
作品名の由来が明らかになってゾクっとするのは、個人的に
『寄生獣』以来なんだけど、せっかくの決めシーンが
その直後ギャグっぽい演出に回収されるのが、なんだか
この作品らしいなあと思ってしまった。それでも、新しい
事実を知れば知るほど、絶望的な状況を思い知らされる。
終盤、ついにエレンたちは初めて“海”にたどり着くが
その先に見つめるのは自由でなく、強大な敵だった。三人が
望み続けた場所のはずなのに、このやるせなさはなんだ。

■藤田和日郎『双亡亭壊すべし』4巻 小学館
双亡亭に乗り込んだ凧葉務たちの戦いが描かれる一方
謎多き凧葉青一の過去が語られる第4巻。これまで幽霊屋敷を
舞台としたアクション・ホラー作品だと思い込んでましたが
まさかのソラリス的SF展開に突入するという。藤田先生
えらいこと風呂敷広げてきました(笑)。理性を持った海、
惑星間闘争など遠大なイメージながら、気づけばいつもの
藤田的世界観が混ざりこんで違和感のない形に。ここから
どうやって双亡亭まで結びつけるのか楽しみになってきた。

■松田奈緒子『重版出来!』9巻 小学館
無事、初単行本も発売された新人漫画家・中田くん
何度目かのピンチの巻。なのに、しばらく放っとかれて
別エピソードが進んでたのは、それなりに中田くんが
成長したからなのか。で、今回は3Dフィギュアや
雑誌の紙付録などなど、漫画そのもの以外にも
話は広がって進行。いろんな場所でいろんな人たちが
いろんな思いを抱えて働いていることが実感できる一冊。
そんな様々な人と関わる雑誌編集者を目指して動き始めた
一人の少女のささやかなエピソードが少し沁みた。












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