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ビッグ・アイズ』以来2年ぶりとなるティム・バートン
監督最新作。おじいちゃん子の少年ジェイクは、家族と
暮らすフロリダでは周囲と馴染めず、日々を地味に
過ごしていた。だが、ある日、その祖父が森の中で
亡くなったことから事態は急変する。亡くなる間際
ジェイクに遺言を残した祖父の顔には、目玉がなかったのだ―。
かつて祖父が語ってくれた作り話が実は本当の話だった…
という構造は、同監督の『ビッグ・フィッシュ』を少し
思い出すけど、本作はあれよりぐっとファンタジー寄り。
祖父の遺言に従い向かった島で出会ったのは、姿が透明の
少年や、後頭部に口がある少女、体内で蜂を飼う少年、
そして宙に浮かぶ少女など、12人の奇妙なこどもと
彼らを保護する一人の女性、ミス・ペレグリンだった。

どの子供の能力も、強さ、便利さ、格好よさからは
かけ離れた微妙感、残念感が漂っているのが、なんとなく
バートンっぽい気がした。そんな能力のせいか、子供たちの
性格もみな内気で冴えない雰囲気なんだけど、それゆえ
彼らが外敵と立ち向かうため必死になる姿を見ていると
胸が熱くなる。こういう哀しくも愛おしいはぐれ者を
描かせたら、やはりバートンに敵うものはいないなあ。
ストーリーはそこまでひねったものではないけど、
伏目がちだった子供たちが少しずつ心を開いていく様を
見ているだけで、なんだか満ち足りた気持ちに。叶うなら
バートン自身にコミック版も描いてほしくなる作品。












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