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秒速5センチメートル』の新海誠監督最新作。
見るかどうか迷ってたけど、ちょうど料金1100円の
ファーストデイと週末が重なったので見に行ってきた。
1000年ぶりの彗星接近がニュースに流れるある日、
山深い糸守町で暮らす女子高校生・三葉は不思議な
夢を見た。ずっと憧れていた東京で、同い年くらいの
男の子になり学校へ通い、バイトへ向かう。他愛もないけど
見るもの触れるものすべてが、あまりにもリアルで生々しい夢。
その一方、彼女の身の回りでも不思議なことが起こるのだった―。

なぜ見に行くのを迷ってたかというと、新海監督作って
風景映像は圧倒的に美しい反面、キャラクターの性格は
なんか面倒くさくて個人的に合わない印象があったから。
ストーリーも思春期の男女の心が入れ替わるというベタな
ラブコメっぽくて何がいいんだろうと思ってたけど
今回はいい意味で完全に裏切られました。まったく
期待してなくて、ほんとすまんかった。

まず、キャラクターはうじうじしておらず、等身大の
少年少女ですごく好感持てる造型だった。女の子は
ちゃんと普通にかわいいし、男の子もほどほどに
前向きでよかった。美点の風景映像は相変わらず抜群。
ミュージックビデオにみたいになりがちな楽曲の過剰な
使い方も相変わらずでしたが(笑)、今回はギリギリ
セーフかな。『秒速』の山崎まさよしで免疫ついてたのも
あるし、既発曲じゃなくてRADWIMPSが今作のために
書き下ろしたのが奏功したのか、そこまで気にならずに済んだ。

そしてなにより、ストーリーに持っていかれた。
なんとなくありがちなラブコメだと思ってて、途中までは
まさしくそういう展開。でもキャラクターが思ったより
好きになれそうだし、これはこれでいい感じだなあって
呑気に見てたら突然の大転換。世界観も映画のジャンル
そのものも変わってしまう感じで、完全にしてやられた。
邦画で鳥肌立つ感覚は久々かもしれない。あと、ただ
驚かされただけじゃなく、その後の流れが胸に迫る
切なさを孕んでいたのがツボだった。失って初めて気づく
何気ない日常の眩しさ、みたいな話に本当に弱いんです。
なんだかんだでエンディングまで含めて愛おしささえ感じる
一作。見終わって映画館から出た後も、しばらく余韻を
引きずってた。十代の頃に見てたらもっとやばかっただろうな。












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