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サニーデイ・サービス 『DANCE TO YOU』

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前作『Sunny』から約2年、そして名盤『東京』の
リリースから20年を迎える記念の年に発売された
サニーデイの新作は、夏にふさわしい一枚。

1曲目「I'm a boy」から既に夏感漂ってるんだけど
決してむせかえる灼熱の夏!ではなく、海沿いで
心地いい風が吹き抜けるような涼やかさを感じる。
続く「冒険」は夏の夜の海を、「青空ロンリー」は
夕立にけぶる情景を目の前に浮かび上がらせるくらい
生々しい質感を伴って流れていく。こうした夏らしさの
ピークに立つのが、4曲目「パンチドランク・ラブソング」。
夏の陽射しの下、曽我部さんの優しい歌声が駆け抜ける
疾走感溢れる超ポップソング。この瑞々しさは、まるで
20歳若返ったのかと思わせるんだけど、この曲に続く
「苺畑でつかまえて」は、まさしくあの頃のサニーデイを
想起させる儚さ、柔らかさ、繊細さが詰まっていた。この
前半の流れが心地よすぎて、しばらく抜け出せないことに。
あとは、曲名通りに切なさをはらむ「セツナ」や、夏から一転
春のふわりとした空気感漂う「桜 super love」も良かったな。
なんていうか、20年以上経ってもサニーデイはサニーデイ
なんだなあということを実感できる一枚。今年はようやく
全国ツアーで広島にも来てくれるので、今から楽しみ。

サニーデイ・サービス “DANCE TO YOU”
01. I'm a boy
02. 冒険
03. 青空ロンリー
04. パンチドランク・ラブソング
05. 苺畑でつかまえて
06. 血を流そう
07. セツナ
08. 桜 super love
09. ベン・ワットを聴いてた

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