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kuro score >>> cross core !!!

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段原に新しくできた日本料理屋さん。
大通りから奥まった住宅街の中にひっそり
佇んでいるので、少し見つけにくいかもしれない。
お店の中は、無垢の木に包まれた落ち着ける空間。
広々とした一枚板のカウンターに6席ほどと、奥に
テーブル席があるようです。料理は前日までに要予約の
コースのみなので、まずは飲物注文。ビールは生がヱビス、
瓶が黒ラベル&赤星というサッポロ尽くし。サッポロ派だから
嬉しいな。赤星を頼み、しばし待った後に出された先付は
柿と春菊のおひたし。柿のほのかな甘みと春菊の穏やかな
苦みが意外と好相性。続くお椀は、蓮根もち。透き通った
シンプルな出汁に、揚げ出し風の蓮根もちと薄切りの蓮根が
浮かぶ。口に運ぶと、もっちりした中に、ふんわりとした
軽やかさもあって思わず顔がほころぶ味わい。やっぱり
お椀はシンプルな方が好きだな。この後のお造りに備えて
ビールから日本酒へ。白鴻、瑞冠、龍勢、小笹屋竹鶴など
広島の地酒をはじめ、日置桜や十旭日が並ぶ中からまずは
大分の「智恵美人」純米大吟醸。さらりと甘く飲みやすい一杯。

そしてお造りは、やず、鯛、水イカ、太刀魚。
やずは普段食べるものと比べると、はるかに繊細な味。
お酒によく合うね。熟成させたもちもちの鯛と、瑞々しい
水イカは食感が違えど、どちらも上品な甘さで、食べ比べが
楽しい。軽く炙った太刀魚も旨みがぎゅっと凝縮されてて
美味しかった。お酒も進みすぎて「辨天娘」純米酒 五百万石の
熱燗を頼んだ後は、かぶら蒸し登場。ふわふわほこほこした
かぶら蒸しを食べると、冬が来たなあって感じがする。
下の方に入ってる柔らかい穴子も、かぶら蒸しにぴったり。

さらに鰆の幽庵焼き、地海老とむかご、人参のかき揚げと
続く。「十旭日」純米原酒の熱燗を合わせた幽庵焼きは
味つけが濃すぎないので、ふっくらした鰆のおいしさを
しっかりと堪能できる。お酒もいいけど、白ごはんが
ほしくなっちゃうな、これ(笑)。あと、さりげなく
横に添えられた菊芋チップと銀杏もちも、隙なく美味しい。
かき揚げは、地海老を中心としたさくさく感の中に時折
現れる、ほくほくむかごがいいアクセント。

そして最後の締めは土釜で炊いた、名残り鱧と広島菜の
炊き込みごはんに、味噌汁と香の物。炊き立てなので少し
柔らかめに仕上がったごはんには鱧の旨みが詰まってて抜群。
広島菜の酸味と山椒の辛みのおかげで飽きることがなく
数回おかわりした上、余った分はおにぎりにしてお土産に
してくれたよ。デザートには、豆乳プリンの抹茶ソース。
甘さ控えめプリンには栗きんとんものってて、ボリューム大。
心地よく、おなかいっぱいになれた。

全体的な印象として、旬の素材を使い、その素材を
生かすためにできるだけシンプルにまとめている感じがした。
まだオープン間もないのに、いいお店だなと思ったけど
これからますます良くなっていくような雰囲気も
感じられたので、できれば定期的に訪れたいなあ。

■悠然いしおか/広島市南区段原3-15-19[17:30~22:30]












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