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kuro score >>> cross core !!!

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今月は思わず笑ったり、手に汗握ったり、なんだか
寂しくなったり、感情がいろいろ振り回される作品が
多かった。あと、今年は何気に完結作品が多くて切ないな。
■九井諒子『ダンジョン飯』2巻 エンターブレイン
ダンジョンを舞台にしたモンスターグルメ漫画第2巻。
もはや魔物を食べることが日常となったパーティの中でも
今回はドワーフ料理人・センシ大活躍の巻。ゴーレムを
畑代わりにして野菜作ったり、宝石と宝虫を選り分けたり、
聖水入りの瓶で霊をぶん殴ったり(笑)。そして何より
ダンジョンで生きる上での哲学を語るシーンでは謎の
感動が。どこまで本気なのか分からないけど、彼の
奥深さがしみじみ味わえる。あとは鍵師チルチャックと
ミミックの攻防も息づまるが、結局全て胃袋に収めるスタイル。
あ、巻き込み型のライオスと巻き込まれ型のマルシルは
いつも通りでした。安定した面白さなので、次巻も期待。

■諫山創『進撃の巨人』17巻 講談社
ロッド・レイスの暴走、リヴァイの過去、ヒストリアの
戴冠。ここ数巻続いていた人類側の騒乱もついに決着。
あのヒストリアが覚悟を見せて父親と対峙したのに対し
主人公エレンはいまだ迷いの中。だが、見せ場はこの先に
残っているはず。あとは最後の最後でリヴァイへ想いを
つないだ悲しきヴィラン・ケニーの死に際に痺れた。彼を
看取った後のリヴァイの穏やかさは不穏でしかないけど…。
それはともかく、残すは壁外の巨人たちとの最終決戦のみ。
派手にぶちかましてほしい。ちなみに限定版には関西弁版の
第1巻が付属。中身はいろんな意味でひどくて素敵だった。

■ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』25巻 講談社
埼玉No.2の千朶高校に対し、互角以上の試合を続ける
西浦ナイン。さらに得点を重ね、相手もきっちり
打ちとっているが、打の要・田島は迷いを見せ、投手
三橋はフォームに違和感を覚え始めるなど、守備・打線
ともにピンチを迎える。特に三橋が崩れたら西浦は
壊滅してしまうが、普段切れやすい阿部がこの状況で
思わず笑顔を見せるシーンが“らしい”というか、
なんというか。頼りになるなあ。ただ、後半以降
相手の強豪らしさがじわじわ前面に出てきて大変…。

■麻生みこと『海月と私』4巻 講談社
寡黙だけど意外と熱い主人と、訳あり20代仲居さんの
穏やか&時々ミステリアスな物語が早くも最終巻。
もう終わっちゃうのかよー。初っ端から身元が怪しかった
梢さんの秘密がとうとう明らかになるんだけど、実は
梢さんは梢さんじゃなかったという。まさかの人間関係。
1巻から読み返してみると、かなり早い段階で伏線が
張られてたんだと気づく。というか、主人の蚊帳の外っぷりが
ひどい(笑)。でも、自分が脇役だと気づいてからの主人の
行動力は、ひたすら若くて青くて熱い。穏やか日常漫画が
サスペンスな展開になっても構うことなく駆けずり回り、
梢さんを元の穏やかな世界に戻してあげた彼の姿を見てたら
そら惚れ直すわ。という訳で、物語は無事大団円。恒例
となった巻末の「すがやん日誌」で語られる二人の後日談は
もうニヤニヤが止まらない微笑ましさ。そのまま1巻から
何度も繰り返して読んでしまう。4巻できれいにまとまったのは
良かったけど、久々に終わってしまうのが本当に寂しく感じる
作品だった。この二人の生活、もっと長く見てたかったなあ。












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