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kuro score >>> cross core !!!

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『アメリ』や『ミックマック』でお馴染み、ジャン=
ピエール・ジュネ監督最新作を新生サロンシネマ
見てきた。昨年9月にオープンして以来、ようやくここで
初鑑賞。他の系列映画館と同様、シートの座り心地は
いいし、掘りごたつ席もいい雰囲気だったな。
モンタナ州の山間にある牧場で暮らすスピヴェット一家。
時代錯誤のカウボーイスタイルを崩さない父、研究に
のめりこみがちな昆虫博士の母、スターを目指し夢見る姉、
銃が好きな父親似の弟、そして好奇心が強く才能に溢れつつ
内向的な双子の兄T.S.スピヴェット。みんなバラバラな個性を
保ちながらも、一家は仲良く過ごしていた。あの日までは…。

わずか10歳にして磁気車輪の発明でベアード賞を受賞し
スミソニアン学術協会から授賞式に呼ばれた主人公
スピヴェット少年が、家族に内緒で一人ワシントンDCに
向かうロードムービー。なぜ一人かといえば、不幸な
事故をきっかけに孤独感と罪悪感を抱えたことで少年は
家族に本心をさらけ出せなくなったため。そんな彼が
一人で旅をし、内面に向き合うことでひとつ成長していく。
そしてこの監督らしく、大陸横断中の風景は美しい瞬間が
切り取られているし、登場人物はみんな一癖あるものの
憎めない愛嬌があるし、脳内妄想のビジュアル化も
センスよくてかわいらしい。とにかく見ているだけで
心が弾み、楽しくなってくる仕上がり。冒頭、ほろ苦さが
漂っていたストーリーも、明るく未来が感じられるものに
落ち着くから、新年最初に見る映画にぴったりだった。












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