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魚喰い切り 壮士

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金座街のあたりに新しいお鮨屋さんができたって
聞いてたけど、店名がわからなくて見つけられず。
でも、某タウン誌読んでたら、それっぽいお店が
載ってたので訪問。金座街というか、中の棚でした。

お店の中はカウンターのみの8席。端席に着き
まずは生ビール(プレモル)。料理は、おきまり
(3000円)とおまかせ(5000円)、あと7000円の
コースもあるらしい。初訪なので、おまかせを。
一品目は、自家製胡麻豆腐クリームチーズあんかけ。
淡いグレーでなめらかな胡麻豆腐と、ほんのり
甘塩っぱいクリームチーズが、食欲をゆっくり刺激。
続く焼き野菜の白和えは、普通の白和えとは様子が
異なる見た目。アスパラやパプリカ、さやえんどう、
かぼちゃ、ピュアホワイト、ごぼうといった野菜が
並び、その下に豆腐ベースの真っ白いソースが添えられた
盛り付け。甘みの利いたチーズのようなソースは
焼いた野菜の甘み&旨みをさらに引き出してくれる。
中でも、瑞々しいアスパラとパリパリ食感のかぼちゃが
良かった。ここから「五橋 five」白糀造純米生原酒、
「一白水成」特別純米、「鍋島」特別純米と日本酒を
立て続けに。グラスが小さめだったので、ついつい
飲みすぎちゃった。どの銘柄も安定の旨さでしたが
コクと花のような甘さがある「五橋 five」が印象的。

さらに焼物が続き、垰下牛のタンと松茸の鍬焼き。
ほろほろととろけるような牛タンは濃いめの味つけで
お酒が進む。松茸以外に白ねぎやかぼちゃも添えられ
さくさくした歯触りがいいアクセント。この後は
のどぐろの塩焼きとムール貝あんかけのお椀に、
アボカドの茶碗蒸し。ふっくらした焼き上がりの
のどぐろは優しいあんと相俟って上品で美味しかったな。
アボカドは想像以上に茶碗蒸しと相性よいことを発見。
と、さんざん料理を堪能した後、「瑞冠」山廃純米吟醸に
「七郎兵衛」特別純米原酒と燗酒に変えて、お鮨を待つ。

内容は、生穴子、ホタテ、水イカ、とろ、ボタン海老、
イワシ、スジコ、ウニ、煮穴子の9貫。初めて食べる
生穴子の握りは、コリコリしててほのかな甘さが
心地いい。ホタテには自家製の海苔佃煮がのせられ
風味豊かに。塩で甘みを引き立てた水イカと、とろは
シンプルに素材の味を届け、濃厚な海老みそをのせた
ボタン海老や、薬味をのせた炙りイワシは複雑な旨みで
唸らせる。ねっとりしたスジコ軍艦、すっきり爽やかな
大島の赤ウニ、ふんわりほどける煮穴子と最後まで
隙なく旨かった。締めは、だし巻きとアサリの赤だし。
とにかく細やかな工夫で、値段以上のものを提供しよう
という気概が感じられるお店でした。席が少ないので
気軽にふらっと立ち寄るのは難しいですが、できれば
季節が変わるごとに伺ってみたいなあと思った。

■魚喰い切り 壮士/広島市中区立町5-7[18:00~23:00]

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