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kuro score >>> cross core !!!

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久しぶりの漫画話。
最近、集めてる作品がまったく出ないなと
思ってたのに、出る時は一気に発売されるという。
もうちょっと、いい感じに分散してくれると助かる。

■市川春子『宝石の国』3巻 講談社
世界の謎に近づいたかのように思われた前巻から
ガラッと雰囲気を変え、今巻は仲間の大半が冬眠に入る
冬が舞台。失った脚をアゲート化することで俊足に
なったものの、それで戦闘力が上がる訳ではなく
再び思い悩むフォスの前に現れたのは、寒い時期だけ
結晶化し強さを増す、アンタークチサイト。すべてが
凍てつく世界で、彼とフォスの任務が始まる。
晴れ間が少ないため月人の襲来も減少する中、ふたりの
主な仕事は、不快な轟音を立てる流氷を一つひとつ
砕くこと。アンタークチサイトの指導の下、少しずつ
仕事に慣れていくが、フォスたちと同じ鉱物だという
流氷の声を聞き取ってしまったことから、話は急変。
フォスは、ずっと求めていた“力”を得る代わりに
大事なものを失う。ひたすらトラブルメイカーで
ありながら愛嬌で切り抜けてきた彼が、別離(喪失)を
きっかけに、ぐっと大人びた表情を見せるのが
ただただ切ない。そして、市川先生の欠損表現の
容赦なさも全開になってきており、今後どんなに
ビターな物語が紡がれるのか、今から戦々恐々。
どうか、フォスに再び安寧な日々が訪れますように。

■岡本健太郎『山賊ダイアリー』5巻 講談社
今回は猟期外の採集生活からスタート。
タラの芽とかコシアブラ、ワラビ、イタドリなどなど
山菜満載。大人になると、山菜って本当においしく
感じるよね。あとはザリガニ、ウシガエル、マムシ
ミドリガメとゲテモノ尽くし。こっちは正直、まったく
食べたいと思えない。身体にも悪いんじゃないだろうか…。
そして待望の猟期に入った途端、目に笹の枝が突き刺さる
主人公。その後の行動が冷静でさすがと思ったけど
その痛々しさにしばし悶絶。で、こういう事故をただの
笑い話だけで済ませず、猟師としての在り方にまで
話を展開させるところが良かった。夏目さんの言い分は
理にかなってるし、何より佐々木さんとのエピソードは
普通に泣いた。いい先輩方に囲まれてるなあ。マサムネ君は
相変わらずでしたが(笑)。あと、今巻初となる特装版には
チャームやステッカーといった安全祈願セット付です。

■ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』23巻 講談社
実は6月に発売してた、おお振り新刊。高校野球
シーズン真っ盛りの中で読むと、いっそう熱くなれる。
前半は、武蔵野第一との試合に決着。最終回にきて
未完成ながらナックルカーブを投入し、ピンチを
切り抜ける三橋と、ようやく必死になる気持ちが芽生え
スタート地点に立った秋丸。この二人の成長を中心に
息が詰まる攻防は、呆気ない幕切れを迎える。この
呆気なさが、なんかリアル。そして、この試合で課題が
噴出したバッテリーは、解決策を求めて言い合い、
ぶつかり、共に新しい道を模索する。青春だな。さらに
モモカンの父(甲子園経験者)も投球コーチとして
サポートに入り、チーム作りが順調に進行する中
秋季県大会一回戦の相手が、埼玉No.2の実力校・千朶。
もはや一回戦で強豪と当たるのが定番となってて笑う。

■弐瓶勉『シドニアの騎士』13巻 講談社
4月から放送されたアニメが予想をはるかに超える
出来映えで、正直ハマった。映像だけじゃなく、音響も
素晴らしかったなー。冬頃には、2期も放送予定とか。
そんなアニメ版に負けないくらい、原作も怒涛の展開。
特に63話の衝撃と、64話の絶望ね。主人公はいろいろ
超越してる人だと思ってましたが、まさかここまでとは。
「身長差だって、たったの十五mだ!!」は、後世に
残る名言です。でも、この流れは嫌な予感がすると
思ってたところで、彼の大復活。ガウナに対する
総力戦の直前で、内部崩壊の危機が訪れる。ここから
ますます悪い方向へ進んでしまうんだろうか…。

■諫山創『進撃の巨人』14巻 講談社
とうとう全面的に、人間対人間という図式に。
拷問、陰謀、裏切り、殺し合いと、どんどん不穏な
方向へ。そして、レイス家の真実に近づく一方で
アッカーマンを名乗る一族の謎が加わり、ますます
混沌としてゆく。今回、巨人の生態の一つがあっさり
判明するんだけど、もはや巨人に関わってる暇が
ないくらい、ひたすら人対人対人! 遂には
対人立体機動装置とか出てくるし、これから
どうなっちゃうんだろうね、この作品。

■新久千映『ワカコ酒』3巻 徳間書店
『孤独のグルメ』や『花のズボラ飯』みたいに
TVドラマ化しそうって当初から言われてましたが
3巻という早いタイミングで、本当に実写化決定。
だからといって特に内容に変わりはなく、延々
一品つまんではお酒飲んでるだけですよ。それがいい。
今回も屋台のおでんに始まり、山芋焼きに焼きししゃも、
お浸し、串カツと、いちいち料理が美味しそう。
料理に合わせてお酒もビール、熱燗、焼酎お湯割り、
レモンサワーとくるくる変えてますが、銘柄を
詳しく書いたりしないのが、ワカコ酒流なのかも。
あと、広島名物としてホルモン天が出てきたり
広島の某店が何度も出てくるのがツボでした。予告
見たら、次巻にはあの立ち飲み屋も出てくるっぽい。












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