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kuro score >>> cross core !!!

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昨年、存続が決定してほっとしたと言ったばかりの
シネツイン新天地の閉館が決まってしまい、まだまだ
状況は厳しいのかなあと感じた一年。なんだかんだ言って
自分もそんなに劇場に足を運んでないので、もうちょっと
アクティブに動こうと、あらためて思いました。

1位:クロニクル
練られた脚本、巧みな構成で作られた作品ももちろん
素晴らしいんだけど、抑えきれない初期衝動が炸裂した
作品の荒っぽさ、瑞々しさ、儚さが持つ求心力には
抗えない魅力があると再認識。ド派手な超能力合戦の
向こう側に見える主人公の無力感、空虚感がただただ
胸を打つ。おびえたような、どこか悟りきったような
彼の瞳を、この先忘れることはない気がする。

2位:ゼロ・ダーク・サーティ
米軍特殊部隊によるビン・ラーディン襲撃作戦を描く
重厚な一本。アメリカのプロパガンダ映画だという
批判なんかもあったようですが、自国が取った行動が
どういうものなのかを見据えるため、あらゆる情報を
収集し、再構成しようとする試みには敬意を抱くし
何よりサスペンスとしてちゃんと面白い出来映えでした。

3位:アルゴ
30年以上前のイランのアメリカ大使館人質事件を
モチーフにしたエンタメ作。こちらは面白さを
優先するため、史実にちょこちょこ話を足してる
ようですが、狙い通り(笑)手に汗握る展開で
最後まで突き進む。ただ、今の時代だからこそ
リアリティを感じる部分もあるのかなあと思った。

4位:風立ちぬ
一応、宮崎駿監督最後の作品となってます。
既にいろんな人がいろんな評・解説をしてくれてるけど
理屈どうこうより、見た時にぐっときたから、これは
個人的に良い作品。というか、飛行機とかロケットが
静かに空をぐーっと飛んでいくのを眺めるのが妙に好き。
余計な心情説明をせず、淡々とした主人公も良かった。

5位:シュガーマン 奇跡に愛された男
今年見た作品で一番地味ですが、気づいたらこの位置に。
幻の歌手ロドリゲスのドキュメンタリーなんだけど
とにかく、地に足の着いた彼のスター性が素晴らしい。
運命に逆らわず、かと言って流されることもなく
一歩一歩自分の足で人生を切り開いていく姿にしみじみと
心震えた。南アフリカでのライブも格好よかったんだよな。
6位:ウォーム・ボディーズ
ゾンビ・ラブコメという企画勝ちみたいな作品。
走るゾンビに話すゾンビがいるなら、恋するゾンビが
いたっていいじゃない、みたいな軽いノリですが
馬鹿馬鹿しさも含めて愛らしい仕上がり。ゾンビで
不器用なくせに、必死な主人公にもいつしか感情移入。

7位:タイピスト!
女性の社会進出が始まった頃のフランスでタイプライター
早打ちを武器に戦うことになった女性の物語。レトロ
ポップな世界観と相俟って、ファンタジー色が強く
感じますが、見てるだけで心弾む眩さがここにはあった。
早打ち大会の緊張感&盛り上げ方も、なんだか燃えた。

8位:007 スカイフォール
007シリーズ生誕50周年記念作品。ダニエル・クレイグは
いつ見ても色気があって良いな。あと、アクションシーンも
さることながら、今回も舞台となるイスタンブールやマカオ、
スコットランドといった風景が圧倒的に美しい。景色に
見惚れて、うっかり台詞見逃す恐れがあるのも本作ならでは。

9位:エリジウム
第9地区』のニール・ブロムカンプ監督が大物俳優を
起用したSF作品。でもキャラクターとかストーリーより
スラム化した地球の遠景や、近距離に浮かぶスペース
コロニーといった世界観と、生々しいガジェット類を
見てる方が楽しかった。桜舞う最終決戦も美麗。

10位:そして父になる
是枝裕和監督最新作は、子供を取り違えられた親子の
絆がテーマ。相変わらず演技っぽさは排除され、全編
淡々と、朴訥とした空気が漂う。穏やかで透明感のある
光の射し具合も心地いい。そんな中、主演の福山さん
だけは存在感が強くて、時々CMっぽく見えたり(笑)。

【その他、今年映画館で見た作品(五十音順)】
地獄でなぜ悪い
ジャンゴ 繋がれざる者
スーサイド・ショップ
パシフィック・リム
フランケンウィニー

2012年版ベスト10
2011年版ベスト10
2010年版ベスト10
2009年版ベスト10
2008年版ベスト10
2007年版ベスト10
2006年版ベスト10












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