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kuro score >>> cross core !!!

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年末恒例の愚痴で始まって申し訳ないですが
『孤島の王』の上映はどうなっているのでしょうか。
ずっと待ってたのに、尾道で平日に数回上映したのを
確認したのみです。自分が気づかなかっただけかな…。
あ、そんなことよりシネツインの存続が決定してひとまず
ほっとしてます。とはいえ、まだ厳しい状況は続くと思うので
見たい作品は漏れなくきっちり見に行くようにしたいです。

1位:ドラゴン・タトゥーの女
デヴィッド・フィンチャー監督による、小説
『ミレニアム』三部作映画化の第一弾。とにかく
めくるめく映像美が、ことごとく自分のツボにはまった。
舞台が、北欧の銀世界というのも素晴らしい。静かで
荘厳な雪景色を大画面で見られるだけで、既に幸せ。あと
自然体なのが逆にセクシーだったダニエル・クレイグも
良かった。続編も、同じ制作陣でぜひお願いしたい。

2位:ダークナイト ライジング
どうしても前作と比べてしまうので、やや辛口評価に
なりがちですが、なんだかんだ言ってこの重厚な世界観は
大好きです。ゴッサム・シティが遠景で映っているところへ
地の底から湧き出すような音響が流れてくると、それだけで
心震える。ひょっとしたらバットマンがどうとかじゃなくて
単にゴッサム・シティが好きなだけなのかもしれない。

3位:最強のふたり
今年の王道エンタメ枠。泣いて笑ってケンカして…って
ど根性ガエルじゃないけど、もうただひたすらシンプルに
楽しめる作品。実在のふたりをモデルにしてるとは言っても
現実はこんなに上手くいかないだろうと思いながら、それでも
気づいたら笑顔になってる。映画の力を感じた作品。

4位:サニー
『最強のふたり』が男の友情なら、こちらは女の友情が
テーマ。何気にこっちも笑いを挟み込むセンスがよくて
笑ってるうちに、いつの間にか感情移入してしまっている。
ちょっとダサい80年代を舞台にしつつ、その中で必死に
でも軽やかに生きる主人公たちが、なんだか眩しかった。

5位:ドライヴ
夜の街を疾走する、訳ありの運び屋の物語。
都会の片隅で静かに生きる男の一瞬のきらめきを、クール&
スタイリッシュな映像で描き切る。それこそカースタントの
ように、全速で駆け抜けて大破するという結末だが
そこに後悔はなく、後にはただ明るい空だけが広がる。
6位:アニマル・キングダム
一匹狼の次は、家族ぐるみのクライム映画。
タガが外れた犯罪一家と、横暴な警察に翻弄される
主人公とともに、見てる間ずっときりきりした緊張感に
包まれて、どっと疲労が。最後、自分の手で片を付けて人生の
清算をした彼を、どんな目で見ればいいか分からなかった。

7位:哀しき獣
そして今年の、ある意味バカ部門枠も犯罪物。
深いテーマ的なものもちゃんとあるんだけど、途中から
大暴走。バイオレンスシーン見て笑ったのは初めてかも。
それくらい、とことんまでやりきってくれた。ここまで
徹底してくれると清々しくてよいです。

8位:この空の花
大暴走といえば、御歳74歳の大林宣彦監督が凄まじかった。
長岡花火がテーマだったはずなのに、気づいたら震災から
原発に原爆まで時空間を自在に操り、というよりは時空間に
自ら呑み込まれていき、身を委ね切ってたら出来上がりました
みたいな混沌作。この歳であのパワフルさには、平伏すしかない。

9位:桐島、部活やめるってよ
冴えない学生時代を過ごした人ほど心に沁み入り、深く
ハマり込む作品、という前評判を聞いてましたが、誰一人
として感情移入することなく見終えてしまった(笑)。内容は
普通に面白かったんですけどね。思い返せば、学生時代の
自分は冴えないとかじゃなくて、完全に心が死んでたからな…。

10位:鍵泥棒のメソッド
内田監督最新作は記憶をなくした男と、彼になりすまそう
とした男の物語。同監督のこれまでの作品ほど二転三転
することなく、比較的ストレートに展開。香川照之と
広末涼子という、ある意味濃すぎるカップルをあれほど
チャーミングに見せてしまうのが、内田マジックなのかも。

【その他、今年映画館で見た作品(五十音順)】
アタック・ザ・ブロック
宇宙人ポール
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
おおかみこどもの雨と雪
KOTOKO
ダーク・シャドウ
夢売るふたり
ロボット 完全版

2011年版ベスト10
2010年版ベスト10
2009年版ベスト10
2008年版ベスト10
2007年版ベスト10
2006年版ベスト10












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