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kuro score >>> cross core !!!

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今月は『ゴーグル』もあったし、かなり懐かしい
作品の新装版も出たりと、数は決して多くないけど
濃いというか、充実してた。秋の夜長にちょうどいい。

■九井諒子『竜のかわいい七つの子』 エンターブレイン
前作『竜の学校は山の上』に続き、再び竜タイトル。
中世ヨーロッパらしき世界から現代日本まで、舞台は
違えど基本、前作同様地に足の着いた日常系ファンタジー。
以前と比べると、全体的に絵柄も登場人物の雰囲気も
柔らかくなっている。そのせいか、全7編のうち半分以上を
占める現代日本を舞台にした話がしっくり来る。個人的には
ゆるくて切ない「人魚禁猟区」と、九井版おおかみこども
「狼は嘘をつかない」が好み。でも、何気に一番好きなのは
日本昔話テイストの「金なし白禄」。こういう慎ましくて
いじらしいお話は、ベタでも胸にきゅんとくる。
■三宅乱丈『イムリ』12巻 エンターブレイン
陰謀陰謀、また陰謀。
デュガロ大師の黒さ炸裂の巻。今のところ、この人の
思い通りに事が運んでるけど、いずれ反動が来そうな予感。
というか、彼が最終的なボスキャラと認識していいのかな。
ミューバがどういう変貌を遂げるか次第のとこもあるけど。
あと、デュルク側の新キャラは、登場から虐殺までの
サイクルが短くなりすぎだから、心臓に悪いです。

■ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』20巻 講談社
甲子園観戦からの関西で合同練習の回。
一気に3校分の選手が増えたから、もう顔を見分けるのは
諦めた(笑)。合同練習と言っても、大半が練習試合の
描写なんだけど、やっぱり西浦の試合はいいね。
主人公たちの地道な成長が見られるし、相変わらず
頭使ってギリギリのところで争うゲームになるし、
相手チームもリアルな葛藤抱えてたりするしで、見応え
多い。終盤、三橋が気づく「あと2年しかない」っていう
高校野球の儚さ・切実さにも、グッときた。

■植芝理一『新装版ディスコミュニケーション冥界編I』1巻 講談社
植芝理一のデビュー作『ディスコミ』が、まさかの
新装版で登場。なんて言うか、90年代!サブカル!YMO!
読んでいた学生時代に一気に引き戻される異様な吸引力。
冥界編と銘打たれてますが、実質冥界編が始まる第12話
以降より、それ以前のちょっぴり不思議な日常編が一番
好きだったことを思い出した。この頃の絵柄とか、背景の
描き込みとか、民俗学っぽい雰囲気とか、今読んでもときめく。
オリジナル版は全巻持ってるはずだから(実家で捨てられて
なければ…)、冥界編だけ揃えようかと思ってたけど
やっぱ新装版も全巻買っちゃおうかなあ。












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