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kuro score >>> cross core !!!

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福岡二日目のお昼に伺ったお鮨屋さん。
薬院の住宅街という立地ながら、とても人気があるらしく
週末の夜だと、2カ月前に電話しても満席でした。
お店の外観はちょっと拍子抜けするくらい簡素な造りだけど
いったん中に入ってみると、非日常感漂う空間が広がる。
間接照明のみの店内は、昼間だというのに夕暮れのような
薄暗さで、自分の手元と大将の周りだけがふわっと
浮かび上がっている。この時点で雰囲気に飲まれかけるが
大将が一人ひとりに対して穏やかに挨拶してくれるので
ふっと気持ちもほぐれる。ともかくまずはヱビスの小瓶で。
夜はつまみからのようですが、お昼は握りのみです。

最初はつき出し代わりのタコのやわらか煮から…と思ったら
このタコが、すっと噛み切れる柔らかさと、歯に心地いい
弾力を兼ね備えた絶妙の塩梅。つき出しじゃなく、前菜と
言った方がいいですね。そして握りは、アオリイカから。
目の前で次々と削ぎ切りされていく様に、惚れ惚れします。
この甘くてとけるようなイカに対し、シャリは味も硬さも
しっかりめで、ふくよかな米の旨みが味わえる、安定感
ある握り。最初、口に入れた時にはもっちりしているのに
次の瞬間、ほどけて口内に広がっていく。このシャリが
肉厚のネタと相性良くて、続くヒラメや細魚、まぐろ、
コハダと、もうもう幸せで。昼だけど日本酒へ。冷酒は
三千盛、八海山、〆張鶴があったので、〆張鶴を。

後半は焼き白子の握りから。大将に直接手渡ししてもらい
すぐ頬張ると、表面の薄皮がふつっと破れた瞬間、
とろけるようなクリーミーさが溢れ出し、ノドの奥へ
一瞬で流れていってしまう。名残り惜しい美味しさ。
湯引きされた春子は、木の芽の香りが爽やか。そして
大ぶりの車海老に鯛、トラフグ! しっとりした身と
シャリが渾然一体となり、穏やかな旨みがゆっくり
沁み渡る。うーん、本当においしいなあ。この後は
溢れんばかりにのっけられた鹿児島産の雲丹、一人分ずつ
カットされたイカ飯、穴子と続く。追加でシャコと鯛。
トラフグもね、悩んだんだけど…ちょっとお高くなるかな
と思って自重。最後には玉子焼きをいただいて、締め。

全体の印象を一言で言うと、心の底からお鮨食べたなあ
って、溜息出ちゃう感じ。とにかく満足感でいっぱい。
しかも、ちょっと心配してたお値段はびっくりするくらい
安くて、近所に住んでる人が本気で羨ましくなるレベル。
できれば、次は夜に伺って、ゆっくり過ごしたいな。

■近松/福岡市中央区薬院2-6-19[12:00~14:00、18:00~21:30]












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