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積読漫画雪崩式2011【棚卸編】

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2011年に積んでおいたのは、数えてみたら11冊と
ちょっと溜め込みすぎた感あり。ただ、年末にかけて
だだだっと発売されたのも影響してます、と言い訳。

■荒木飛呂彦『ジョジョリオン』1巻 集英社
ジョジョも遂に通算第8部突入ッ!
今回の舞台は第4部と同じ、S市杜王町。荒木先生の故郷
仙台市がモデルなので、震災以降の設定。地震の際に
発生した土の壁「壁の目」のそばに埋まっていた男。
記憶を一切失っていた彼こそが本編の主人公。何もかも
謎だらけのまま進行していくが、相変わらず読者を
容赦なく引きずり込むストーリー展開といい、意外と
茶目っ気のあるキャラクターといい(女の子キャラが
かわいいと思ったのは第2部以来かも)、とにかく
初っ端からとことん面白い。今年はジョジョ25周年
らしいので、気合入ってるのかな。早く続き読みたい。
あとそろそろ途中で止まってるSBRの続き買ってこなきゃ。

■九井諒子『竜の学校は山の上』 イースト・プレス
昨年の夏頃、話題になってたから買ってみたものの
しばらく放置。で、年末の漫画ランキングでちょこちょこ
見かけたのでようやく読んでみた。一言でまとめちゃうと
日常系ファンタジー短編集かな。RPGを元ネタにした
勇者の後日譚から、民話系、亜人モノまで。やや古風な
絵柄と相俟って、どこか懐かしい雰囲気。この中だと
人とケンタウロスが共存する「現代神話」と、竜学部
学生の日常を描いた表題作「竜の学校は山の上」が好き。
粗筋だけ聞くと突拍子なく感じるが、実はどの話も結構
シビアで地味で淡々としてる。でも、そこがいい。

■諫山創『進撃の巨人』6巻 講談社
今回は最初から最後まで、巨人大暴れの巻き。
ゆえに、超楽しい。やっぱり巨人暴れてなんぼやわー。
思ってたより早く核心に迫りそうな感じだし、この
勢いのまま突っ走ってくれるといいな。ただ、実写
映画化はさすがにどうなんだろう。しかも中島哲也
監督って、想像つかん。いっそハリウッドで
ベタに作ってくれた方が合ってる気がするんだけど。

■ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』4巻 エンターブレイン
こちらも阿部寛主演で映画化決定済だが、ちらっと映像
見てみたら、意外と悪くなさそうな。それはともかく
本編は4巻にして微妙に舵を切ってきた。古代ローマから
現代日本の比重が増大。この後、ローマに戻った時に話は
大きく動きそう。ちなみに今巻は、ティンティナブラム・
ストラップ付き特装版あり。実際に、古代ローマで魔除け
として用いられていたということだが、どう考えても
O村編集長の悪ノリで作ったとしか思えないフォルムでした。

■速水螺旋人『大砲とスタンプ』1巻 講談社
架空…と言うにはどこか生々しい、戦時中の某国。
その戦争で物資輸送や補給を行う兵站軍所属の女性軍人が
主人公。軍隊とはいえ、基本デスクワークという地味な
題材をイキイキと描くニッチな戦争漫画。絵柄が丸っこくて
かわいらしいので、のほほんとしてしまうが、戦争中だから
さらっと人が死んじゃうドライさもあり。妙な味わいのある作品。

■カレー沢薫『クレムリン』4巻 講談社
もはや安定しすぎて眠たくなってくる、ゆるゆる猫漫画。
適当なノリと勢いだけで4巻も続いてるのは、逆にすごい
ことのように思えてくる。間違いなく、勘違いですが。
とりあえず、思いつきでいろいろキャラ作っては捨てるの
エコじゃないとだけ言っとく。ネコボ君、再登板希望。

■今日マチ子『みかこさん』4巻 講談社
青くて痛くてほのかに明るい日常が、一歩進んでは
二歩下がる。若さゆえの逡巡って、無駄のようでいて
今思えばとても贅沢な瞬間だったんだなあと実感。
みんな迷ったまま、見当違いの方向でもいいから
ダッシュすればいいんだよ。と他人事のように呟く。

■河合克敏『とめはねっ!』9巻 小学館
書道大会から一転、なぜか主人公の祖母の回想編。
これが、現在の主人公たちより、若かりし頃の
祖母の方がキャラ立ってるという。だから
3話くらいで回想終わっちゃったのが残念。せめて
折り返しの四コマは、若祖母たちに譲るべき。

■福満しげゆき『うちの妻ってどうでしょう?』4巻 双葉社
小規模な生活』があの超展開だから、うまく差別化でき
始めたというか、いつもの感じでホッとしたというか。
妻はなんでこんなに可愛いのかよって気楽に読んでたら
震災から原発危機の時期の話になりまして。あの頃の
疑心暗鬼が堂々巡りする感覚が、これ以上ないくらい
リアルに描かれてて、なんだかいろいろ思い出して
しまったのです。それにしても福満先生は思ったり
感じたことを包み隠さず全部晒しちゃう人だなと
あらためて思い知った。そこだけは断然信用できる。

■西原理恵子『西原理恵子の人生画力対決』3・4巻 小学館
画力対決がなぜか11月、12月と2カ月連続刊行。
ベテランから若手までくんずほぐれつ状態で、もう
豪華なんだか何なんだか分からなくなってきた。
そもそも画力対決と銘打っておきながら、画力より
口喧嘩強い方が勝ちみたいな感じだし(笑)。でも、
いろんな人に喧嘩売ってる時のサイバラ先生が
一番輝いてるなあとしみじみ思いました。
なにげに、福満先生が対決断ってて笑ったけど。

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