c r o s s + c o r e

kuro score >>> cross core !!!

季節が春に移り変わり、ようやく花粉も落ち着いてきた
気がするので、これからは昼酒のベストシーズンなのです。
天気がいい真っ昼間からお酒飲んでると、幸福感と背徳感が
交互に襲ってきて、酔いも進むというものです。

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『銀山ベース』
京橋川のほとり、うなぎで有名な『柳橋こだに』の
隣に位置するカフェ。カフェなのでドリンクは基本
珈琲や紅茶、ジュースなのですが、お酒メニューも
ちゃんとあって、ビールにワイン、ウィスキー、焼酎、
日本酒、カクテルまで。お昼なら、やはりビールだね。
昼ビール。キリンのハートランドだから、さっぱりしてて
明るい空気に合う。料理はランチだと、ステーキや
白身魚のソテー、焼きカレーなんかが並んでおり
ちょっと重そうだったのでカツサンドにしてみたら
これも大ボリューム。かぶりつくのが大変なほどの
サイズだし、フライドポテトもたっぷりだし、
これだけで一日もちそう。店内にあたたかい陽が
射し込む中、ビール片手に無心で食べ続けました。

■銀山ベース/広島市中区銀山町1-2[8:00~22:00]
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今月は、量ではなく質的な意味で豊作。
待望の新刊のみならず、発行されることを
つい最近まで知らなかった新作が立て続けに
登場。読み応えありすぎて、幸せでした。

■庄司創『三文未来の家庭訪問』 講談社
アフタヌーン四季大賞の受賞作と、その後本誌に
掲載された作品二編を収録した短編集。三作とも一見
地味で素朴な絵柄に対し、内容はがっつりSFという
クセのある作風。それゆえ、漫画やSFに馴染みの薄い人
には敬遠されそうな感じはありますが、読み始めたら
じわじわと物語の世界にのめり込んでゆくことに。

死の直前、文明が発達しすぎた地球外生命体から千年の
仮想体験空間へ落とし込まれかけるが、慎ましい日常の
幸せを希求する想いが身を助けることとなった「辺獄にて」。
約5億年前、カンブリア紀の古太平洋を舞台に、擬人化
されたヨホイアとカナダスピスという生物の生き様を描く
「パンサラッサ連れ行く」。どちらも、よくこういう
世界観を構築できるなあと感心通り越して、少し呆れる
ほどだが、実質デビュー作にあたる、単行本の表題作
「三文未来の家庭訪問」が、輪をかけて素晴らしい。
ある思想の下、子供を産める男を遺伝子操作によって
作り出していた集団生活団体が強制解散させられる。
ストーリーは、団体出身の男子(見た目は女子)と
その家族、一般社会に適応できるよう補佐する家庭相談員、
そしてカルト組織所属の家庭に育つ女子が絡み合って
進行するという、粗筋と登場人物だけ見るともはや
意味不明だが、読後はこれが爽快感すら感じる成長物語に
なっている。話の冒頭から、どこか呑気な雰囲気が
漂っていたからこそ、逆に不穏なものを感じたんだけど
その呑気さが結局すべてを救うことに。受ける印象は
正反対だが、なぜか主人公の住む団地がライ麦畑と重なった。

■九井諒子『ひきだしにテラリウム』 イースト・プレス
九井諒子最新作は、ショートショート集。
200ページ超の単行本に33篇収録という超詰め込み
仕様なので、一篇あたり2~10ページとなっております。
最初に通して読んだ時に感じたのは、初っ端収録の
「すれ違わない」を始め「パラドックス殺人事件」など
メタ視点の話が多いなということで、その極致と言えるのが
タイトルもそのまんま「ショートショートの主人公」。
二段重ねのオチもひどい(笑)。ページ数が少ないからか
投げっぱなしみたいなオチが多々あるものの、必ずひと捻り
入れてくるのがツボ。「龍の逆鱗」や「旅行へ行きたい」、
「ユイカ!ユイユイカ!」、「こんな山奥に」あたりの
捻った上で叩き落とすみたいな感じが痛快。トチギー島とか
スギカフーンとか笑うしかない。そんな中「恋人カタログ」や
「代理裁判」、「スペース お尺度」といった、あたたかくて
愛らしい小品をちょいちょい混ぜてくるのが、なんだかずるい。
でも、一番じわじわくるのは「遠き理想郷」最後のコマです。
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少し前にまた野暮用で福岡行ってたんですが、今回は
この前と違って全然余裕がなく、のん気に飲みに歩いてる
暇もなく。でも、一回だけ大名の居酒屋さん(名前失念)で
飲んだ帰りに、行きたかった店に無理矢理向かってみた。
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MUSIC CUBE 5年目にして、二日間クアトロに一度も
行かなかったのは、今回が初めて。それくらい
今年の規制は極端に偏ってた印象。そのおかげと
言っていいのか、他会場はほぼ規制もかからず
ストレスなく動けて、贅沢な空間を堪能できた。
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今年は例年以上に早くチケットが完売したので、嫌な
予感はしてたんですが、想像通りというか、それ以上の
規制祭り。エア・ギター選手権でポリリズム選曲してたから
うっかり見入ったり、荷物預けるコインロッカーの列に
並んだりしてるうちに、早々とクアトロが入場規制突入。
初っ端から思いっきり予定狂って、僕は途方に暮れる。
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前作から1年半ぶり、6枚目のアルバム。
今回もまたまたUstreamで爆音試聴会やってたので
既にひと通り聴いてましたが、CDでちゃんと聴くと
やっぱり別物。細かい、いろんな音が聴こえる。
introから2曲目の「INORI」は、静かにじわじわと
始まり、シングルで既発の「ミュージック」&
「夜の踊り子」で一気に盛り上げてゆく。タイトルが
サカナにしては異色な感じの「なんてったって春」は
踊っていたいというか、ずっと揺れてたい。あとは
夜の闇から明け方へ向けて駆け抜けるような疾走感を孕む
「Aoi」、陽だまりの中でひとり物思いに耽ってたら
いつの間にか思考が加速しだして止まらなくなっちゃった
感覚の「ボイル」、どこか懐かしくて学生時代の放課後を
思い起こさせる「映画」という中盤の流れが好き。
5分前。

あの日、あの瞬間に、思いを馳せる。刻みつける。
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エヴァ展の後は定番の『オオムラ』で赤てんつまみに
生ビール飲んだ後、居酒屋目指して街中をぶらぶら。
まず向かったお店は開店時間間際なのに、予約客含め
既に満席。続く第二候補のお店は、お休み…。途中で
真新しい『鳥八茶屋』の新規店見つけたものの規模が
大きすぎて一人で入る気になれず、しばらく徘徊してたら
見たことある名前の店を見つけたので、勢いで入店。
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岡山の『備前長船刀剣博物館』で開催された企画展が
呉の『大和ミュージアム』でも始まったので行ってきた。
作品をひと通り見てるとはいえ、それほどエヴァファンって
訳ではないけど、日本刀との絡みと聞くと心躍るよね。
いつの間にか、広島駅西にちょこちょこと新しい
お店ができてたので行ってみた。今のところ
再開発の波は、こっち側まで来てないっぽいね。

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『岸本食堂』
広島のタウン誌両誌ともに掲載されてた居酒屋さん。
それによると、お昼はカレー中心のようです。
確かに外観は、ちょっとお洒落系。でも、店の前に
日本酒の瓶が綺麗に並べてあったので、ほっとする。