c r o s s + c o r e

kuro score >>> cross core !!!

matsuebeer1.jpg

遊覧船発着場の中で一番規模の大きい「松江堀川ふれあい広場」
近くにある地ビール館。ビール好きなら行かずに死ねるか。
入ってみると、1階が特産物売場で、2階がレストラン。
ぶっちゃけ、それほど地ビールメインという感じじゃないかも。
1階に、バーカウンターっぽいものもあったけど、なんとなく
スルーして、2階へ。窓際に座ったら、目の前が学校のグラウンドで
高校生くらいの子たちが野球やってた。

ここの地ビールの銘柄は「ビアへるん」。「へるん」はもちろん
小泉八雲ことラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn)の名が由来。
ビールはグラス一杯380円~だけど、お試しセット(3種)が980円
だったので、それを頼む。あと、お昼食べてなかったので、枝豆と
ソーセージ盛り合わせ。そしてしじみ汁。この旅最後のしじみ汁。
molct1.jpg

最終日は、のんびりお城のまわりでも巡ろうと思ってたら
ティファニー庭園美術館が3月末で閉館と知り、急遽直行。
どうも、出資者(運営側)と市長が揉めた結果の最終決定らしい。
正直、もったいないけど、部外者がとやかく言えるものでもないし。
せめて、きちんと目に焼き付けて帰ろう。
cafekyomise.jpg

京店商店街の中で、昼間っから気になってた店がある。
ちょうど堀川めぐりの船着場近くにあって、一見レトロなようで
新しくも見える建物。歩き疲れた足で、そこに向かってみる。

入ってみたら、ごく普通の喫茶店。でも調度といい、照明といい
室内の雰囲気がいいから、かなり和めそう。
珈琲の種類も結構揃ってて、京都の先斗町あたりにありそうな
感じ。川の流れと、向かいでライトアップされたカラコロ工房を
眺めながら、ぼんやり過ごす。明日どうしよう。お城のまわりでも
ふらっとまわろうかな。あー、でも最後にはまた宍道湖行って
夕日見ないと。それでも、丸一日あったら余るかなあ…。
のんびりでいっかぁ。いや、待てよ。あそこ確か、もうすぐ
閉まるんじゃ…。ま、明日のことは明日考えよう。
nightmt2.jpg

酔った勢いで松江の街をずんずん歩く。
松江大橋を渡り、京店商店街を突っ切り、カラコロ工房の
脇を過ぎる。昼間賑やかだった通りには、人っ子一人おらず、
まるで世界に自分一人のよう。ふと、松江城はライトアップ
されてるんじゃないかと思い、さらに歩く。予想通り。
ライトに照らされ、闇夜に浮かぶ千鳥城。
そのまま、昼間と同じコースで登城。
akisima1.jpg

二日目に飲みに行ったお店。
宍道湖と中海という二つの汽水湖をつなぐ、大橋川の畔に立つ。
店名は「島根を明るくしたい」という思いからきているらしい。

カウンター前には、どかっと氷が敷き詰められ、その上に
いろんな魚やカニがごろごろ。その中から好きなのを選んで
焼いたり、煮付けにしてもらえる。当日あったのは、のどぐろや
かさご、はたはた、穴子、小鯛に鯛頭などなど。
まずはお造り(小磯造り)と、フグの白子天ぷらを注文。
7~8種が盛られたお造りには、食べたことのないものもあったが
ちょうど、店の人みんな忙しかったので、何の魚か聞けず仕舞。
日曜なのに、カウンターは全部埋まってて、座敷にも人がいたから
てんてこ舞い。それだけ人気があるんだろうけど。
あと、白子天ぷらはかなり上品な味で、熱くて、とろけて、うめえ。
skenbi1.jpg

宍道湖に沈む夕日が、最も美しく見えるスポットのひとつ。
午後3時半頃着いたところ、日没は5時45分くらい、とのこと
だったので、とりあえず館内の展示を見てまわる。

企画展・コレクション展セットで500円。安いと思ってたら
企画展は通常大体1000円くらいするけど、当日やってたのは
たまたま安い回の時だったみたい。内容は、平塚運一という
作家の版画展「版画の国 日本」。松江に生まれて、その後
日本各地や世界の風景、そして人物や静物まで、ありとあらゆる
ものを版画として残し、102歳(!)まで生きた方らしい。
正直、芸術ってあまりわからんけど、シンプルでいて温かみの
ある版画の数々を見るのは、なんか楽しかった。
小学生の感想みたいですが。あと、いつも思うのは、人物画や
静物画には全然興味持てないのに、風景画、特に遠くの景色が
描かれているものには断然惹かれる。何の深層心理なんだか。
というわけで、コレクション展も風景画を中心にじっくりと見て
あとはさくっと流す。
sinjiko1.jpg

そば屋さんから堀川沿いに、ずーっと南下していくと
宍道湖につき当たる。……でーっけえ。こんなにでっかいんだ。
湖なのはわかってたけど、予想以上の大きさ、美しさに
かるく圧倒される。

空にはまだ雲が多いんだけど、その隙間からもれてくる陽光の
きらめきを見ていると、今にも神様が降りてきそうな気配。
しばらくその場を動けず、ぼうっと立ちすくむ。
こんなの毎日見て過ごす生活って、どんな感じなんだろう。
案外、すぐ慣れるのかなあ。日々忙しいと、見向きもしなく
なったりして。
funatsu1.jpg

出雲そばか。
広島の某所で食べたやつが、溶けかけの粘土みたいで
泣くくらいマズかったので、少し身構えてしまう。
なので、名が知れてて、おいしいと評判のお店に向かう。
店の前は、きわめて素朴な落ち着いた佇まい。
お昼は過ぎてるし、行列ができてる雰囲気もないので
気楽に扉開けたら見事に満席で、店中の人がこっち見る。
怖ぇーよ。たまたま中央のテーブルに1席だけ空いてたので
そこに案内される。でも常に多忙状態らしく、後から来た人は
店員さんに気づかれぬまま放置されること多々。行く人は要注意。
matsuejo1.jpg

山陰で唯一、天守閣が残る城。別名・千鳥城。
そんなお城に、酔ったまま出かけてみました。
ええ、「千鳥足で千鳥城」って言いたいだけですとも。

入口はいくつかあるんだけど、島根県庁の裏手にある千鳥橋
から登城。本丸に突入する前に、興雲閣(松江郷土館)が
立ちはだかる。入場無料なので即入場。お城の敷地内なのに
立派な西洋建築。そして、展示してあるのは戦時中の軍服や
昭和の生活雑貨。赤紙と王選手の漫画が、同列に飾ってあったよ。
…なんだか、頭がクラクラしてくる。
その隣には神社も並んでたが、もう惑わされずまっすぐ進む。
dandan1.jpg

雪景色に次ぐ、今回の旅の目的がこれ。
1月6日~3月18日の間、松江の各所で催し物が行われており
2月の4・10・11日は、市内に屋台が集まる「暖談ごちそう市場」
が開かれる。ここでは地ビールや地酒も出され、昼間っから
飲み歩けるのでは、と踏んでこの日に日程を合わせた。
ちなみに「だんだん」とは、出雲の言葉で「ありがとう」のこと。
真っ昼間から飲ませてくれて、ありがとう(←曲解)。
horimegu1.jpg

「弁当忘れても、傘忘れるな」
山陰や北陸など、日本海側地域の諺。
今回、身をもってそれを思い知る。
雨晴雨晴雨雹雨晴雨霰雨晴雨晴晴…。
二日目はそんな感じで始まり、午前中ずっと傘差す畳むの
繰り返し。最初のうちこそ、雨の松江も風情があっていいな
とか呑気に思ってたけど、あまりにコロコロ変わるので
途中で傘差し直すのもメンドくさくなる。落ち着け、空。
cdsign1.jpg

夜もそこそこ更けてるし、明日は予定いっぱいだし
早くホテルに戻ろうと思いつつ、せっかくだからと二軒目へ。
おしゃれっぽい雰囲気だけど、なんか店員さんが親切なので
身を任せる(変な意味ではない)。
店名通り、カフェとダイニングが合わさった感じで
パスタをはじめとしたフードメニューも盛りだくさん。
でも、今現在お腹いっぱいなので、なんか野菜系とお茶を、と思い
ふと気づいたら、魚介のフリットミストが到着。左手にはギネス。
魚介とは言え、野菜もたくさん入ってるし、ギネスも濃いお茶に
見えなくもない…わけない。習慣って怖い。
ま、細かいことは気にせず、ゆっくりのんびり過ごして帰った。

松江二泊二日の旅、ゆるく開幕。たった二日の旅を
何日にわたって書き続けるのか、先が見えておりません。

■カフェダイナーsign./島根県松江市朝日町494-1[11:00~26:00]
hanaiti1.jpg

雪景色を求めて松江へ。
…のはずが、雪なんて一片も降ってねえ。暖冬反対。
仕方なく、酒三昧・肴三昧の旅に変更(予定通りとも言う)。

初日は諸々の事情で、到着したのが夜の10時過ぎ。
遅くまで開いてるお店を、あらかじめネットで調べといたのが
このお寿司屋さん。ちょっとあやしげな歓楽街を進んで行くと
ビルの奥にひっそりとたたずんでいる。ただ一つ、怖かったのが
向かいのお店の人が、扉を少し開けてじっとこっち見てたこと。
何チェックなんだろう。
90909.jpg

なんとなく、舞城王太郎は文庫で揃えようと思ってたら
いつの間にか『九十九十九』が文庫化。でも『コズミック』は
おろか、清涼院流水の本は一冊も読んだことないんだよな。
意味わかんのか気になったけど、冒頭に軽く目を通した感じでは
いけそうだったので、買ってみる。
ただ、旅先に持っていこうかと思ったら、微妙にジャマだな
この厚さ。半分に引きちぎる?…わけにはいかんか。
ktokutin.jpg

時々、コンビニとかで、ビール3缶買ったらオマケつけます
みたいなことやるけど、悉くひっかかる俺。
そんなにグラスばっかりもらっても、結局は缶のまま直で
飲むから必要ないのに、グラスと空き缶だけが増えていく。
向こうもグラスばかりじゃ芸がないと思ったのか、今回
ついてきたのは、景徳鎮製のタンブラー。
泡立ちいいのかなあと思いつつ、使うことなく棚の奥へ。
だって、洗うのめんどくさい。
komaneco.jpg

「ニャニャ。」「ニャニャニャ!」「ニャニャニャニャ?」
セリフは全編、ほぼこれだけ。NHKの「どーもくん」を作った
合田監督による、こま撮り映画。

主人公のこまねこは手先が器用で、自分で編んだぬいぐるみを
使って映画を撮る日々。家でも外でもカメラ持って歩き回るうちに
友だちや大事なものを見つけてゆく、ほんわかゆったり映画。
いろんなキャラクターが出てくる中では、こまねこが作った
ぬいぐるみ(“ももいろ”と“はいいろ”)の風情が一番いい。
ぬいぐるみだから、表情つかないんだけど、ふたり(?)が
寄り添ってる様は、なんとなく心にくるものがある。
だからと言って、さすがにいい年したおっさん(しかも一人で
見に行ってる)がこういう映画で泣くわけにはいかないので、
ぐっと我慢した。そんな週末。

http://www.komaneko.com/
suzukit.jpg

昨年からずっと話題になってたものの、店頭ではまったく
見当たらず、ひょっとして、本当は存在しないんじゃないか
とまで疑っていた漫画。この前、本屋で普通に平積みされてる
ところを発見。奥付見たら、今年の1月にようやく第2刷が
出来したばかり(初版は06年9月)。道理で見つかんないわけだ。
とか思ってたら、今月に2巻が出る模様。それに合わせての重版か。
crane.jpg

誰が言ったか知らないが、今年は暖冬の年だと言う。
去年もそう言っときながら、結局ドカ雪降ったので
どうせ今年もだろ、と思ってたのに、未だ降る気配見せず。
寒いのヤだし、別にたくさん降れとは言わないけど
年に3~4回は雪景色見とかないと禁断症状起こすぞ。
だから、今降れ、すぐ降れ、やれ降れ。
降らないなら、降るところまで追っかけて行ってやる。
待ってろ、雪見酒。待ってろ、冬の幸。