c r o s s + c o r e

kuro score >>> cross core !!!

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人より音楽に興味を持つのが遅かったので、初めて自分で
CDを買ったのは中学3年の頃。
それが、浜田麻里の『Return to Myself』。
というか、この曲聞きたくて、親に無理矢理CDラジカセ
買ってもらった(裕福ではなかったから)。
そんな想い出の曲を、デーモン閣下がカバーすると聞きつけ
CD屋さんに行ってみたら、他にもたくさんの女性歌手を
カバーしたアルバムで、結構高い。他の曲にはあんまり興味
がわかず、買うのやめて帰ろうとした時、曽我部兄さんの
新譜を見つける。そう言えば、横川シネマのライブで
新しいの出すって言ってたなあ。こっちはそれほど高く
なかった(¥2500)ので即購入。
ライブでやったのは2曲(「幻の季節」「東京 2006 冬」)
のはずなのに、他の曲もいくつか聞き覚えがある。
たぶん上映した自作映画の中で流れてたんだと思うけど、
元々この人の曲と声が持つ、なんか懐かしさを感じさせる
部分も大きいんだろう。疲れ果てた休日の朝に
エンドレスでかけると、効きます。
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噂だけは聞いてたけど、今まで広島ではやってなくて
DVD化でやっと見られた『やりすぎコージー』。
噂通り、馬鹿馬鹿しくて、くっだらなくて、最高。

内容を簡単に言うと、今田、東野、千原兄弟メインで
胸張って、しょうもないことを堂々とやる王道深夜バラエティ。
有名無名悪名高い芸人を集めた、芸人見本市の観もあり。
普段、東京発信のテレビでは見られない芸人が出るのに加え、
普通の番組では見せない(見せられない)顔を覗かせる芸人も。
ネイチャージモンとかね。なんか、いろんな意味で
自由な番組だなあ。…毎週見てえよ、コンチクショウ。
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開店から一週間が過ぎ、そこそこ落ち着いてきただろうと
勝手に思いこんで行って参りました。無櫓火新店『伍楽』。
あと、前の記事にも追記しましたが一人でも入れます。
まだまだお客さんが多いので、予約をすすめますが。

前に、この新店は「喰って、呑む」がコンセプトらしい
と書いたけど、正確には以下の通り。
「鶏焼いて、豚焼いて、野菜が旨くて、
 銀シャリ〆て、満腹、満福、ああ、伍楽」
つまり、肉や野菜を焼いて食べて、お腹いっぱいになって
帰ってね、ということらしい。
実際、テーブルの真ん中には正方形の石が置いてあり
熱されたその石上で、素材を焼いて食べる。
鉄板焼きならぬ、石焼きメインのお店。
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痴漢は犯罪。
では、冤罪は誰の罪なのか。

幸い、今まで裁判にも警察にも関わることのない人生を送り
興味・関心もあまり持たず生きてきたが、それが如何に
紙一重のことであったのか。薄皮一枚向こう側は、狂気と
馬鹿馬鹿しさが混在する世界だった。

痴漢に間違われて、警察まで連れて行かれる主人公。
自分は間違いなくやってないんだから、ちゃんと説明すれば
聞いてもらえるはず。相手の勘違いも話し合えばいいんだから。
当たり前のように思えるそんな考えも、現実の前では
ゴミのように吹き飛ばされる。認めたらその日中に帰してやる。
だが否認し続けるなら、認めるまで帰さない。
これが、日常行われている現実。この映画はそう訴えかける。
かなり綿密に取材した結果、制作された作品ということなので
ここで描かれる内容は、きわめて忠実に現実を再現しているの
だろう。とすれば、いつ自分があちら側に落ちてしまっても
不思議はない。その時、自分には何ができるのだろう。
「どうしようもない」。いくら打ち消そうとしても、
その答えしか浮かばない。
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年明け一発目はやっぱりド派手なやつ、ということで
今さらながら『007』を観に行く。

本作で実に21作目を数えるらしいが、正直なところ
ちゃんと観たことは一度もなく、007に対する知識と言えば、
ジェームス・ボンドとボンドガールと空飛ぶ車とスパイ道具
という適当さ。なので、冒頭の展開は少し意表を突かれた。
爆弾魔を追いかけて工事現場を走り抜け、建築中のビルに
よじ登り這い上がり、殴り蹴り飛び降り疾駆する様を見ていると
一瞬、タイ映画『マッハ!』のリメイクか何かと勘違いする。
どうもエピソード1的ストーリー、つまりボンドがスパイに
なったばかりの頃の話らしく、スマートさより、若さゆえの
荒っぽさ、無根拠な自信、熱さの方が前面に出ている。
その後も、金持ちの車をわざとぶつけてみたり(これは別に意図
があるけど)、ギャンブルに負けそうになった相手をナイフ1本で
殺しに行こうとしたりと、なかなかツッコミどころ満載。
でも、そのことで逆に親近感を覚えやすく、感情移入もしやすい。
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もう少し、人としても経済的にも成長できたら
行ってみたいと密かに思っている店が、いくつかある。
『たこつぼ』、『喜多丘』、『阿津満』、『稲茶』などなど。
そして、『白鷹』もそんなお店の一つだったはず…なんだけど
諸々の事情により、うっかり行ってしまいました。
ちょっと、ドキドキした。

通路の奥まったところにある扉を、そっと開けて入ってみると
白木のカウンターがすっと延びており、こちらの背筋も自然に
ぐっと伸びる。カウンターの中には、大将と女将さん。
後から、さらにご年輩の方が出てこられたので、こちらが
元々の大将なのかもしれない。
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無櫓火』の新店『伍楽』が、よりによって
にかいのおねぎや』の1階部分に開店。
目指すは共存共栄か、真っ向勝負か。
お互い鎬を削って、より高いレベルになったらいいなあ
というのは無責任な外野の意見です。すいません。
で、無櫓火のコンセプトが「呑んで、喰う」なのに対し
伍楽は「喰って、呑む」なんだそうです。
要は、料理の比重を高めたということらしい。

そして、ここでプチ情報。
当面、一人客は入れないみたい(涙)。
2人からでないと、ダメなんだって。
確かにパッと見、テーブル席ばかりでカウンターが
見当たらない。ひょっとしたら、奥の方に予約客用のが
こっそりあるのかもしれんけど。
さて、誰巻き込もう。

※追記:再度、確認してみたら一人でも大丈夫らしい。
ただ、やっぱりテーブル席しかないっぽいので
週末や忙しい時間帯は予約した方が無難。

■伍楽/広島市中区三川町7-19-1F[17:00~23:00]
今さらだけど、昨年最後に行ったお店と
今年最初に行ったお店を。
始め良ければすべて良く、終わり良ければすべて良し。

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『二毛作』
2007年最初は、昨年おススメされた白島の二毛作へ。
白島は普段あまり近寄らないのでよく分からんし、たどり着け
なかったらどうしよう、とか思ってたけど、白島Qガーデンの裏手に
まわってすぐ、いくつかお店が並んでる通りの一角であっさり発見。
どうやら新しいお店らしく、店内は明るくて綺麗。
カウンターには粒々の氷が敷き詰めてあり、毎日これ取り替えるの
お金かかるなあ、とか余計な心配をする。
注文は、まず刺身の盛り合わせから。カンパチ、ヒラメ、イカ、
帆立、炙りサーモンの他、珍しいところで穴子があった。というか
穴子の刺身なんて食べるの初めて。小さめにカットされてて
コリコリした食感。おいしいけど、手間かかってるんだろうな。
あと、ホッキ貝のポテトサラダにエリンギのバター醤油焼き。
ポテトサラダもコリコリ食感でおいしく、エリンギは見た目
ちょっとしたフレンチ風。どのメニューにも、何かしらこの店
独自の一工夫を入れてるみたい。
カキなんかもフライや天ぷらといった定番の他、昆布焼き、
みぞれ煮、柚蒸しまでいろいろな調理法で揃えられてるし。
また、魚や野菜系のメニューだけでなく、豚ヒレや、牛ほほ肉の
竜田揚げといった肉料理も充実しており、ふと通いつめたくなる。
そして、お酒。そこそこ揃ってる上に結構安い。焼酎なら十数種類
あって、一杯だいたい4~500円で抑えられている。
とても良心的で、感じのよいお店。
最後は白子の茶碗蒸しでシメ。旨。年の初めにここ来れてよかった。

■二毛作/広島市中区東白島町10-8[17:00~22:00]
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柴崎友香、長嶋有、福永信らによる文芸同人誌『メルボルン1』。
部数は限定1500部のみらしく、シリアルナンバーは1319でした。
と言っても、文芸誌で1500部って、そこそこの数のような。
ちなみに、広島駅前のジュンク堂で発見。

中味は、中原昌也の短編や穂村弘を囲む会、ほしよりこの
猫なし漫画など、結構盛りだくさん。
装丁も、独特のこだわりで仕上げられている。
ただ、個人的にはやはり長嶋有の短編がツボ。

飛行機内で、たまたま隣に乗り合わせた男三人。
彼らの行動・様子を事細かにとらえ、そこに彼らの心の声を
重ねることで、妙なおかしさを醸し出してゆく。
飛行機に乗ったことのある人なら思わず、あるあると
感じる展開が、漫画っぽい描写で続けられるが、最後には
「なんか、いいなあ」としみじみ思わされる物語の力がある。
作者本人も楽しんで書いたんだろうな。

http://www.ecodec.com/melbourne1/
亥年だけに、猪料理のお店を。
クセが強いとか、においがキツいとか噂されるが
ちゃんと処理してあったらおいしい上に、ヘルシー。
食わず嫌いの人も、今年くらい試してみるべきです。
ちなみに「いのしし」の「しし」は「肉」のことで、
猪(い)の肉(しし)が「いのしし」となったようで。
鹿の肉なら「かのしし」と呼んでたみたい。

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『深山』
伝え聞くところによると、広島で猪料理と言えば、
まずこの店が挙がるらしい。猪料理と一口に言っても
ぼたん鍋だけではなく、しゃぶしゃぶから焼肉、刺身まで
いろいろな食し方が楽しめる。刺身は薄切りで、案外あっさり。
ネギ・もみじおろしと共に食べる。焼肉も普通にうめえ。
でも、一人で鍋物は侘びしいという人には、深山定食。
ごはん、みそ汁、豆腐、川魚(鮎)、猪焼肉(小皿)に加えて
山菜の盛り合わせがつく。蕨をはじめ、つくし、いたどりなど
十数種類が揃い、テーブルの半分くらいを占めそうな(大げさ)
お皿に盛られて出てくる。冬場は種類が少なめとは言われたけど
それでも十分な量&味。最も種類が豊富になるという3~4月は
どんなことになるのか、今から楽しみだったり。

■深山/広島市中区本通9-2-2F[11:30~14:00、17:00~22:00]
※2009年2月から移転→広島市中区本通8-18-5F
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福屋広島駅前店の地下で、あるカメラと目が合う。
白くて、ちっちゃくて、チープな、玩具みたいなカメラ。
側面には、なぜかマトリョーシカ。彼(彼女?)の目が
じっとこっちを見るもんだから、うっかり連れて帰る羽目に。

家帰って開けてみたら、無駄にかわええ。
女の子が使った方が似合うんだろうけど、
もはや知ったこっちゃねえ。
ウチの娘として育てます。
他人には指一本触れさせません。
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池上永一にハマったのが一昨年と遅めだったので、書店には既に
文庫しかなく、ハードカバーで手に入れられたのは『シャングリ・ラ』
と、この『ぼくのキャノン』だけ。もう持ってるんだから、文庫化
されても買う必要はないんだけど、装丁に惹かれてつい購入。
だって五十嵐大介だよ。『はなしっぱなし』『そらトびタマシイ』
といった、奇妙で不可思議な上に繊細な話を細やかに、それはもう
丹念に描くもんだから、作品自体は寡作になりがちな彼がどういう
経緯でこの表紙を描くことになったんだろう。『夏化粧』の中村佑介
といい、やけに表紙に凝ってる気がする。角川で出した
『シャングリ・ラ』が売れ、その流れで角川文庫化した『レキオス』
(元々は文春刊)が売れたのがショックだったのか、文春。
あと、文庫なのに解説がついてないのは、『夏化粧』で解説書いた
北上次郎に黙って「北上次郎、大絶賛!」なんて帯つけたら、北上本人に
「そこまで誉めてない」って言われたのも関係してるのか、文春。
調子にのりすぎたら足元すくわれるよ、文春。
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正月はなんか、ドメスティックな匂いがするから苦手だ。
なるたけ人に会わないよう、家に引き籠もってたけど
年明けてから、渋々実家へ帰省。酒飲んで寝た。

あと、帰省ついでに、ちょっと京都へ。
京都タワーは、いつ見ても意味不明。
タワー隠すために駅ビル(今年で10周年!早ぇ…)
建てたと揶揄されるのもやむなし。
でも、たわわちゃんはかわいいので許す。

http://www.kyoto-tower.co.jp/kyototower/