c r o s s + c o r e

kuro score >>> cross core !!!

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3巻についで4巻も特装版ありと聞いてたので、今度はちゃんと
手に入れようと思って本屋行ったら、なんじゃこりゃ。
菌のフィギュア&ストラップ付き、というかフィギュアセットに
単行本封入という、どっちがオマケかわからん状態。
この漫画、いっつも余技に力入れすぎ。
担当編集者が変なのかな。おもろいから、いいけど。

作品の内容を簡単にまとめとくと、肉眼で菌(デフォルメ済)
が見える主人公(大学生)の学生生活を普通に描いてます。
そう。設定は突飛なのに、展開はなぜか地味。いや主人公が地味。
ちょいちょい見失う。そんなすごい能力の持ち主のハズなのに。
その分、脇のキャラクターとか、菌が目立ってるからいい…のか?

■石川雅之『もやしもん』講談社
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曽我部恵一ライブ広島2DAYS。
一日目は待望のカレー・ライブ第二弾なのに、チケット取れず…。
リベンジ含め、二日目の会場・横川シネマへ。
2~3日で完売したカレー・ライブと異なり、こっちは完売の
アナウンスがなかったので、そこそこの入りかなーと思って
のんきに向かったら、補助席出した上に立ち見も出る盛況っぷり。
ナメたらアカン。

ステージが映画館ということもあって、ライブの始めと終わりに
曽我部恵一監督作「ザ・ドキュメンタリスティック・ロックムービー」
を上映。すごい題名ついてるけど、要はこれまでやったライブの
舞台裏やレコーディング風景を撮ったプライベート映像。
なかなかゆるくて、よかった。
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今年行った飲み屋のうち、良かった、旨かった、飲み倒した
お店の独断的ベスト10をお送りします。
あくまで2006年版なので、来年以降は順位が変わるものと
思われます。気まぐれ・適当が信条なのです。
興味のあるお店があれば、右下にある検索窓で過去記事を
探すか「酒肴」カテゴリーを延々遡ってみてください。
住所や営業時間等を載せてます。本当は、リンクを貼れば
いいんだろうけど、途中でわやくちゃになったので断念。
ちなみに、ベスト10内のお店はすべて過去に記事を
書いてますが、それ以外は、あったりなかったりです。

1位:にかいのおねぎや 笹木
やっぱり圧倒的においしかった。個人個人いろいろな趣味・
嗜好があるけど、きっと誰が食べてもおいしく感じられる味
だと思う。それに「料理」だけでなく「お酒」「サービス」と
三拍子すべて揃ってる上、値段もそれほど高くない。もはや
広島市内の居酒屋では、最強に近いのでは。なかなか入れない
ことだけがネックだったけど、噂によると店名に反して
最近3階もできた模様(書斎別室:定員2~18名)。
これで入りやすくなり、質も下がらなければ、言うことなし。
あと、今頃「笹木」までが店名であることに気づく。
笹木さんがやってます、くらいの意味だと思ってた。
(店主は“佐々木”さん)

2位:夕食家 ほりかわ
なんだかんだで結局、ここの刺身が個人的に好き。
量もほどよいし、好きなお酒も多いし、居心地もいい。
決してブログ書いてるのが大将にバレたから言ってるわけでは
ないのです。そう言えば、東京の人で広島に旅行する際、
このブログ見て店に来てくれたお客さんがいるらしい。
インターネットってすごいね。

3位:お竈突
最初は語呂がいいから山人を三位にしようと思ってたけど、
味の好み+クジラがあるぶん、僅差でこちらを上位に。
この店も魚の品揃えが素敵。目移りしまくります。
焼酎の品揃えがよくなれば、もっと好きになるのに。

4位:山人
あー、ちくしょう。また銀シャリ食えんかった。
これ食べられてたら、三位だったかも。
味良し、雰囲気良し、酒うまし。ただ、ちょっと家から遠い。
どうでもいいようで、結構大事。行ってみたら満席だった、は
ツラいし、やっぱ気軽に通いたいもん。

5位:獨楽
ちょうど真ん中5位ですが、そういうことです。なんかこの店が
一つの基準になってる気がする。ここよりおいしいものが一品でも
あれば良い店、何品もあれば個人的名店。
どの料理もきっちり作ってあって、なおかつ万人受けする味。
なので、人にも薦めやすい。
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本のベスト10もやろうと思ったら、読んだのはほとんど過去に
出たものばかりで、今年出版されたものはあまり読んでない
ことに気づき、急遽、今年読んだ漫画のベスト10に変更。
連載が続いているものは、今年発行された巻数もしくは
発表された話数から選んでます。

1位:「冬の底」/漆原友紀『蟲師』8巻収録予定
冬山を舞台に、主人公以外、人間は一人も出てこないやや異色な回。
ここ最近の蟲師の中では、久しぶりにツボにハマった。
吹雪いても、陽が射しても、夕暮れを迎えても雪山というのは趣深い。
それにしても「やまねむる」といい「草を踏む音」といい、
山をめぐる話に弱いのかな。もともと、山育ちだし。

2位:西原理恵子『パーマネント野ばら』
今までの西原作品とは少し毛色の違う話。舞台はいつも通り
貧乏で暴力的で猥雑だけど、そういう現実を正面から受け止める
今までの登場人物と異なった対処法を見せる主人公。
タフでない人間にも、生きる道はある。

3位:「さあ、冒険だなともお」/小田扉『団地ともお』7巻
不覚にも泣いてしまった話。なんで、と聞かれても答えにくい。
ただ、気球に乗って去っていく兄さんとそのセリフを読むたびに
目から水が流れてとまらない。自分でも意味不明。

4位:カラスヤサトシ『カラスヤサトシ』
2巻は出ないかもしれないので、ご祝儀&餞別代わりに。
よくこれだけ己の痛い身の上話を大量に、しかもおもしろく
描けたもんだなあ。濃すぎて、一冊通して読むとかなり
疲弊するので、余裕のある時に読み返したい。

5位:豊田徹也『アンダーカレント』
出版されたのは2005年末だけど、今年一番よく読み返したのは
この本なので、無理矢理ランクイン。
静謐で、淡々とした日常の奥に見え隠れする心の闇。
この作品が好きなのはストーリーもさることながら、登場人物が皆
飄々としてて掴みどころがないのに、なぜかあたたかいところ。
笑えて、切ない話は大好きです。
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2006年に広島で上映された映画のうち、ちゃんと映画館
に行って見た映画の中から、個人的に好きなものをベスト10
形式であげてみます。今年はなんとなくシリアスなものが
多かったかな。気軽に笑って見られるのも好きなんだけど。

1位:ゆれる
見てる最中も、見終わった後も、どーんという衝撃を
受け続けた作品。基本的にツラかったり、イタかったりする
内容のものは苦手で避けがちなんだけど、これは“巧さ”が
勝っているので、目を逸らすことなく、最後まで入りこんで
見ることができた。監督・脚本・演出・出演者のいずれにも
文句なし。DVDが出たら買うと思う。

2位:ユナイテッド93
特に前評判も情報も何もない状態で見に行ったのが、正解
だったのかも。大げさにドラマを盛り上げることもなく、
わかりやすい善悪も描かず、極端なヒーローも出さなかったのに
ぐいぐい最後まで引っぱりこむ力があった。個人的には
前半の淡々とした日常シーンがツボ。“これから何が起きるか
見ている人みんながわかっている”という味付けさえあれば
余計な飾り付けはいらない、という腹黒な発想が素敵。

3位:マーダーボール
とにかく単純にカッコいい。車イスを華麗に操るサマも
そうだけど、何より生き様が。きちんと裏側も映した上で
“今”を生きる姿を綺麗に、ではなくワイルドに描く秀作。
日々をマジメに、強く、かっこよく。そういう映画。

4位:トム・ヤム・クン!
『マッハ!』のトニー・チャー主演第二作。愛する象を
取り戻すため、タイからオーストラリアへひとっ飛び。
相変わらず、アクションのためならストーリー性は後回し
という漢っぷりが潔い。関節技が増えたためか、マッハ!より
やや地味めというか玄人向けな感じはあるけど、十分爽快。
特に、水上カポエイラ戦は必見。

5位:かもめ食堂
今回、唯一穏やか、というかゆっくりした話。
フィンランドの景色は見てるだけで和めるし、出てくる人は
みんないい人だし、食べ物はどれもこれもおいしそう。
ぼやぼやしてたらあっという間に終わってしまう。
あと、何はともあれ、もたいまさこ。彼女に尽きる。
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広島で最も歴史のある沖縄料理屋さん。
見た目はかなりディープ。でも、いったん入って
みれば、とても落ち着ける雰囲気。
諸事情により、2年ほど足が遠のいていたけど
禊ぎも済んだはずなので久しぶりに入店。
でも、泡盛の水割り頼んだら「前にも来られましたよね」
って即バレる。飲食業の方を甘く見てはいけません。

つき出しはゴーヤのサラダとクーブイリチー。
前に来た時は、沖縄料理についてまったく知識がなかったけど
今回はそこそこわかるようになってる。
クーブイリチーはクーブ(昆布)のイリチー(炒め物)。
ナーベラーはヘチマだし、スーチカーは豚の塩漬け。
ナーベラーは残念ながら切れてたので、勝手に無いと思ってた
島ラッキョウを注文。あとはジーマーミ豆腐とグルクンの唐揚げ。
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by CKB

なんだかクリスマスだねえ。
数年前までは広島って、クリスマス当日でさえもあまり
それっぽい雰囲気はなかった気がするけど、ここ最近は
そこそこ力入れてきてるみたい。景気の問題かな。

独り身のくせに、昔からなぜかクリスマスの雰囲気は
好きなんだけど、広島での想い出と言えば、友人数人と
オカマバー行ってみたり、「大しょう酎」行ったら
店員さん(♂)がミニスカサンタの格好してて一緒に
写真撮ったりとか、しょっぱい話ばっか。
楽しいことは楽しかったけどね…。

今年はおとなしく、家でちびちびやります。
最近、飲み過ぎだしなあ。
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鷹野橋のサロンシネマ1階にあるBAR『NORA』。
サロンシネマ&シネツインが発行してるミニペーパー
『End Mark』に広告が載っていたので、映画ついでに
ちょっと立ち寄ってみた。
店内はテーブル2卓、カウンターのみのこぢんまりとした造り。
なので日曜の夜に行ったのに、ほぼ満席。たまたま多かったの
かもしれないけど、週末とかは入るの厳しいかな。
あ、立ち呑みならもっと入れるか。

BARとは名乗ってるものの、カクテルはそれほど充実しておらず
(メニューに載ってないだけ?)洋酒や日本酒、梅酒が少々と
焼酎が約20種。メニューの半分近くを焼酎が占めている。
個人的には嬉しいけど、一般的にはどうなんだろう。
フードは、パスタや焼きそば、チャーハンといった軽食を除くと
ほぼおつまみ系がメイン。水餃子や牛すじの煮込み等の他、
珍しいものでは牡蠣の塩辛があった。酒がすすむ味。

映画を見終わった後、軽く2~3杯飲んで帰るにはちょうど
いい店だと思う。がっつり食事したい人には向いてません。
観たばかりの映画のことを話しながら、ゆっくり過ごすのが吉。

■NORA/広島市中区大手町5-8-6[11:30~13:30、18:00~深夜]
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ウィルチェアー(車イス)ラグビー。
ボールを持って敵陣のラインを越えれば得点。それを妨害
するためなら、ぶつかろうが、吹っ飛ばそうがオールOK。
別名“マーダーボール”。

とにかくカッコええ。出てくる連中全員のツラ構えが
いいのに加え、何より車イスを駆る姿が、流麗かつ圧倒的。
まるで、スポーツカーやバイクを乗り回しているかのよう。
正直、一緒に映ってる健常者の方が、すっトロく見えるほど。

もちろん、普段の生活の大変さ、そういう状況になった時の
苦しみや辛さもきちんと(というか、そっちがメイン)描かれて
いるが、それでもなお、惚れ惚れしてしまう。ウェットな演出
を排し、徹底的にクール&ドライに描いているのがよかった。
あと撮影方法も、いちいちカッコいい。車イスより低い
超低空目線で映し出されるコート内の様子とか、淡々と
順位を示すランキングボードとか。

「ただ、カッコいいものがあったから、撮ってみた」。
そんな制作者のシンプルで、ストレートな想いが
伝わってくる作品。必見。
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【kinky】
1.変態の、性的に倒錯した
2.奇妙な、変わり者の

父親の死後、気弱で優柔不断な青年が、4代目として田舎町の
靴工場を受け継いだことから話は始まる。
受け継いでみれば工場は倒産寸前、従業員を解雇するくらいしか
解決策はなく、心の弱い主人公はそれだけでヘコたれてしまう。
そんな彼が、一人のドラッグクイーンと出会うことで妙な方向に
進み出す。女性用のブーツを無理矢理履いている彼(彼女?)
を見て、思いつきでニッチ市場(=キンキーブーツ)に乗り込む
ことへ。保守的な田舎町だから当然、偏見や無理解があるものの
やがて周囲を巻き込んで成功していく。

こういう気弱な主人公が逆境を越えて成功するイギリスコメディは
『フル・モンティ』や『ブラス!』等、最近多く見られるが
ぶっちゃけどっちも見てない自分が最初に思い浮かべたのは、
オーストラリアのドラッグクイーンを描いた『プリシラ』。
でも、キンキーブーツに出てくるドラッグクイーンは、あれほどの
ケバケバしさも、破天荒さも、深刻さもない。もっと等身大で
身近な感じのある、町のオカマ屋さんという風情。なので圧倒的な
カタルシスを得ることはできない代わりに、より共感しやすく
見終わった後、あったかい気持ちになれる。

個人的によかったのは、老職人たちの姿勢。どう見ても製作困難と
思えるキンキーブーツのデザイン画を見て、即座にいくつかの方法を
提案するシーンは渋くてかっこいい。若い職人たちよりずっと
変わったモノ、異質なモノへの柔軟性・耐性があるというか。
長い伝統を知っている人たちというのは、いろいろなものの上に
今があることを肌で理解しているからなんだろうな。
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師走というだけあって、ロクに飲みに行けない日々。
気を紛らわせるために、自分が好きな飲み屋さんの傾向を
つらつら考えてみる。逆効果の気もするが。

地の魚がおいしい、サラダ以外で野菜メインの料理がある、
焼酎の品揃えが好みと合う、といったことが最初に思いつくけど
ひとりでいて居心地がいいか、というのも結構大事だったり。
そうすると、やっぱりカウンター席は絶対必要。テーブル席で
お一人様はなんか切ない。あとは、お店の大将が味をちゃんと
仕切ってて、店内すべてに目を配ってるとよいなあ。そうなれば
どうしても店の広さも限られてくる。広すぎず、窮屈すぎず。
それで、照明にも気を使っていたらバッチシ。最近はあまり
見なくなったけど、蛍光灯の店はせっかくの料理が青っぽく
見えてもったいない。あったかめの照明がよいです。