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kuro score >>> cross core !!!

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12月は例年通り大量に新刊が発売されそうだから
今回は11月発売分に加えて、12月前半発売分を
一緒にまとめてみた。しかし一年経つのが早いなあ…。

■黒田硫黄『きょうのカプセル』 講談社
アップルシード』以来、約3年ぶりとなる硫黄先生
最新刊は、『アフタヌーン』や『モーニング』をはじめ
各所で描かれた、テーマもテイストもばらばらな
作品を詰め込んだ短編集。サイズはA5版と大きめです。

2~3ページでまとめた掌編もたくさん収録されてるので
数ページごとに世界観がぐるぐる入れ替わって忙しない
感じですが(笑)、生々しい温度は感じるのにどこか
低体温な黒田節は通底してて、少し不思議な読後感。
なかでも、SFとかファンタジーとかいったジャンルは
飛び越えてふたりの仄明るい未来を夢見る「男と女」、
町工場にビームとロボと少し百合を混ぜたら雨が上がった
黒田版下町ロケット「特品ビーム課長」、岩手と昭和と
宇宙戦争が郷愁に混ざり合う私漫画「タイムカプセル」
あたりがお気に入り。硫黄先生は長らく寡作になってますが
少しずつでもいいので、また新作が読めたら嬉しいです。
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1970年、ロンドンでのバンド結成から、1985年に
ウェンブリー・スタジアムで行われたライヴ・エイド
当日までを追った、クイーンの活動をたどる物語。
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今月は諸事情で、4冊+1冊。
諸事情といってもたいした事情じゃなく、ただただ
老化のなせる業です。しっかりしよう、俺。

■市川春子『宝石の国』9巻 講談社
各人様々な思いを秘めつつ、仇敵である月人が暮らす
“月”へと向かうことに同意した仲間数名を引き連れ
フォスは帰還する。その頃、地上に残された宝石たちは
誘いやすいメンバーだけに声をかけ引き抜いていった
フォスの騙し討ちのようなやり方に混乱し、絶望していた。
そんな彼らの前で、金剛先生は、この共同体の始まりと
自身の秘密、そして想いを打ち明け始めるのだった。
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まだ連載が始まったばかりのものから、連載5周年を
迎え、終わりが近づいてきたものまで、今月は3冊ながら
濃厚なラインナップ。その濃さゆえ、一冊読むのに
数時間かけてみたり。秋の夜長には、ちょうどいい。

■清家雪子『月に吠えらんねえ』9巻 講談社
朔と龍くんが同衾しながら、この世界の謎に迫りつつ
あった時、白さんは実に1巻の第1話以来、久々に
すべての始まりである天上松と対峙していた。二者の
邂逅は、新たな神の誕生を予感させるものでもあった。
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アメリカ、ワイオミング州ウインド・リバー保留地。
雪深い山岳地帯で野生動物の保護管理を行うハンター
コリーは、人里離れた雪原で行き倒れた遺体を見つける。
血を吐いたまま凍りついていたのは、娘の親友である
ネイティブ・アメリカンの少女だった―。